当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています

Final Cut Pro X、「ProRes RAW」や高度な字幕機能に対応

Final Cut Pro 10 4 1 iMacPro Final Cut 040518

Appleは米国時間4月5日、「Final Cut Pro X」の最新アップデート「Final Cut Pro 10.4.1」において、Appleの革新的なフォーマット「ProRes RAW」を初めて採用することを発表した。

「Motion」と「Compressor」の最新アップデートバージョンである「Motion 5.4.1」と「Compressor 4.4.1」とともに、2018年4月9日から提供開始されるとのこと。

「ProRes RAW」と「クローズドキャプション」

「ProRes RAW」とは、RAWの品質的、またワークフロー上の優位性とProResのパフォーマンスの両方を実現する、Appleの新しいフォーマット。

Final Cut Pro 10 4 1 Inferno Pro Res 040518

「ProRes RAW」を使用することによって、編集者はカメラからのRAWデータを伴う未加工の映像をインポート、編集そしてカラーグレーディングすることが可能に。極めて柔軟にハイライトやシャドーの調整を行うことができ、HDRのワークフローに最適だという。

パフォーマンスはmacOSに最適化されているため、MacBook ProiMacでもリアルタイムで、レンダリングすることなく、フルクオリティの「4K ProRes RAW」ファイルを再生することができる。

また、今回のアップデートではビデオ編集者がアプリケーションの中からキャプションを簡単に表示、編集、配信できる高度な「クローズドキャプションツール」も加わっている。一言で言うと、細かくカスタマイズ可能な字幕機能だ。

Final Cut Pro Closed Captions 04052018

高価なサードパーティのソフトウェアやサービスを使わずに、プロジェクトにキャプションを加えることを考えているプロのフィルムメーカー、ユーチューバーそして学生に向けられた機能と説明されている。

新規でダウンロードする場合、「Final Cut Pro X」は34,800円、「Motion」および「Compressor」は6,000円。学生および教職員は「教育機関向けPro Appバンドル」を利用すればすべてのソフトウェア+αを約70%オフで購入できる。詳細は下記からどうぞ。

もっと読む

12本の記事を表示する
公開情報
更新日2018年04月06日
執筆者g.O.R.i
コメント(0件)

コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は避けましょう。なお、コメント投稿時に「利用規約」に同意したとみなします。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

「Macアプリ関連情報・ニュース」新着記事
トレンド検索