「Google Chrome 56」以降は「WebGL 2.0」に対応していることが判明
先日、「Google Chrome 57」がリリースされバックグラウンドタブの電池消費が削減されたことが明らかになったが、Chromium Blogによると、「Google Chrome 56」以降のバージョンは「WebGL 2.0」をサポートしていたことが判明。つまり、知らないうちにブラウザのグラフィックパフォーマンスが改善されていたということになる。
既にFirefoxやOperaは「WebGL 2.0」に対応しているが、ブラウザのシェアを考えるとこのアップデートは多くの人にとってプラスになると思われる。
知らないうちにグラフィックパフォーマンスが向上
WebGLとは「Web Graphics Library」の略で、ブラウザ上で2Dまたは3DグラフィックスをレンダリングするためのJavascript API。「Google Chrome」は6年前に「WebGL 1.0」に対応して以来のアップデートとなっている。
「WebGL 2.0」の特徴としてモバイルデバイス向けに軽量化された「OpenGL」の「OpenGL ES 3.0」がベースとなっている点。リアルタイムレンダリングの高速化やビデオメモリ消費量の削減に貢献している。
現時点で「WebGL 2.0」をサポートしているOSはWindows、macOS、Linuxとなっていて、Androidに関しては近日中に対応予定としている。
(via Engadget)もっと読む
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