Googleアカウント、パスキーに対応。設定方法を解説
パスワード不要!Face IDやTouch IDを使ってGoogleアカウントにログイン可能に
Googleは現地時間5月3日、Googleアカウントのパスキー(passkey)対応を発表した。
パスキーとは、従来のパスワードに代わりにFace IDやTouch IDを使う新しい認証方法。iOS 16、iPadOS 16、tvOS 16、macOS Venturaからサポートされている。
パスキーはApple発の認証技術だが、非Appleデバイスでも利用可能。GoogleやMicrosoftなども加盟する生体認証などを利用した新しいオンライン認証技術の標準化を目指す業界団体FIDO Allianceと協力している。
以下にGoogleアカウントでパスキーを設定する流れを解説する。MacのGoogle Chrome上で行ったが、iPhoneやiPadのSafariでも同様の手順で設定できる。
Googleアカウントでパスキーを設定する方法
1. パスキー設定画面を開く
パスキーの設定は、以下のURLから行う。パスキーを設定するGoogleアカウントへのログインが求められる。
2. 「パスキーを作成する」
ログイン後、「パスキーを作成する」ボタンをクリックする。
3. 「Googleアカウントのパスキーの作成」
パスキーを作成する前に、パスキーの解説画面が表示される。問題なければ「次へ」をクリックする。
パスキーの設定は簡単です。パスキーを追加すると、指紋認証、顔認証、画面ロック、ハードウェアのセキュリティ キーを使って Google アカウントに安全にログインできるようになります。このデバイスでパスキーを作成できます。別のデバイスを使用することもできます。
4. 顔認証や指紋認証を行い、パスキーを作成する
次に顔認証(Face ID)や指紋認証(Touch ID)を行い、パスキーを作成する。完了後、以下の画面が表示される。
5. パスキーのデバイス名を変更する
設定後、パスキーの画面に「手動で作成したパスキー」が出現し、作成したパスキーが表示される。デフォルトでは分かりづらい名前になっているため、今後デバイスを増やす予定であれば、右側にある鉛筆アイコンをクリックし、パスキーの名前を変更すると良いだろう。