【勝手に決めた】用途別モバイルバッテリー・ランキング2014
2014年、僕は驚くほど多くのモバイルバッテリーを試してきた。実際に購入したものやサンプルとして頂いたものを含めて数えてみたところ、今年だけで10種類も増えていた。ありすぎ!
2014年12月も残すところ半月となったところで、少しずつ振り返りをしていきたいと思う。中でも今年購入したモバイルバッテリーを改めて紹介できないかと思い、僕の独断と偏見で用途別に分類してランキング風にしてみた。ランキングにするにしてはさすがに台数が少ないので、ほぼ全てのバッテリーが何かしら優勝している。そういう細いことは気にしない!
それでは、「用途別モバイルバッテリー・ランキング2014」をどうぞご覧あれ!
とにかく電池容量が大きい方が良い人向け
大容量のモバイルバッテリーが欲しい、と言う人にオススメしたいのは「cheero Energy Plus」。特に「iPhone 6 Plus」にしてからはLogitecやAmazonベーシック製の10cm Lightningケーブルと組み合わせることによってサイズ的にもピッタリフィットするので非常に良い。
ライバルとして手元にあるモバイルバッテリーが「Anker Astro E4」。容量が13000mAhで最近では16,000mAhモデルも登場している。容量だけで見ればAnkerの方が上だが、個人的には作りがチープであることがあまりに好きになれなかった。
これは本体が触ると指紋が目立つプラスチック製であることに起因する。「PowerIQ」対応で性能は全く不満がないが、どうも見た目があまり好きになれなかった。
逆にいうと、これが気にならなければ「Anker Astro E4」もオススメの大容量モデルだ。
【レビュー】PowerIQ対応モバイルバッテリー「Anker Astro E4 13000mAh」はコンパクトで急速充電が可能! | gori.me(ゴリミー)
携帯性を重要視している人向け
携帯性を重要視する人であればベストチョイスは「mophie power reserve」。キーホルダーに付けることができるという点において今年手に入れたモバイルバッテリーの中でも携帯性はトップレベル。重さ56gということも非常に良い。
Lightningケーブルも本体に内蔵されているため、別途ケーブルを持ち運ばなくて済むのも魅力的だ。いざという時に必要最低限の電池が手元にある安心感は大きい。ただし、スマホの予備電池としてはこれだけに頼るのではなく、別途他のモバイルバッテリーと併用するのがオススメ。
「cheero Grip 3」も小型なモバイルバッテリーだ。クロムメッキが格好良く、出力も旧モデルに比べて増えているため充電スピードも早くなっているが、携帯性という観点においては「mophie power reserve」には一歩及ばない。
【レビュー】「cheero Grip 3」のクロムメッキ加工がイケてる!旧モデルよりも出力が2倍になって大人になった! | gori.me(ゴリミー)
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デザイン性、見た目、オシャレさを重要視する人向け
デザイン性や見た目、持っていて格好良いというモバイルバッテリーを求めるなら「mophie powerstation 4000」と「mophie powerstation mini」のゴールドモデル。先日レビューしたばかりだが、やはりどのモバイルバッテリーよりも高級感があり、cheeroやAnkerと比べてもアクセサリーのような雰囲気がある。
注目したいのはオシャレでありながら物凄く軽いという点。「mophie powerstation 4000」が123g、「mophie powerstation mini」が80gという驚異的な軽さだ。
下記記事でも書いたが、ドレスアップした時にカバンやポケットに忍ばせておいても様になる、最近手にしたモバイルバッテリーの中でもギークらしさの少ないモバイルバッテリーである。
アクティブな環境で活用したい人向け
アクティブな環境においてモバイルバッテリーが必要ならば「cheero Tough」一択だ。何と言っても防塵・防滴・耐衝撃仕様のモバイルバッテリーなのだ。アウトドアでアクティブに過ごす予定がある人は買っておいて損はしないだろう。
電池容量も9,000mAhと十分。色はこの派手なブルー一色のみだが、個人的には目立って良い色だと思う。
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可愛いさ、ポップさを重要視する人向け
どうせモバイルバッテリーを持つなら可愛い、ポップなデザインが良いと言う人は、一世を風靡したダンボーバージョンのモバイルバッテリー「cheero Power Plus 10400mAh DANBOARD Version – FLAVORS –」はいかがだろうか。
僕の手元にあるのはbananaモデル。g.O.R.iという名前にそぐわないと叱られつつも特に好き好んでバナナを食べない僕だが、このモデルは美味しそうで可愛い。昨年発売されていた「cheero Power Plus DANBOARD version -mini-」との比較もしているので、気になる人は以下の記事からどうぞ!
ケース一体型が良い人向け
ケース一体型のモバイルバッテリー。「iPhone 6 Plus」になってからは特に必要としていないが、「iPhone 5s」までは旅行中などモバイルバッテリーを持ち運ぶのが面倒な時に役に立っていた。「Mophie Juice Pack Air バッテリーケース for iPhone 5」も「Power Case for iPhone5/5s」も試したが、個人的には「Mophie Juice Pack Air バッテリーケース for iPhone 5」の方が好みだ。
理由はやはり見た目の格好良さ。「Power Case for iPhone5/5s」の魅力はケース本体を充電部分から着脱可能であるという点。「モバイルバッテリーと一体型することができるケース」というイメージに近い。
これは非常に便利なのだが、結局モバイルバッテリーを持ち運べないからケースと一体型になっているものを選んでいるため、その機能は意外と使わないのだ。よって、見た目がゴールドで格好良い「Mophie Juice Pack Air バッテリーケース for iPhone 5」の勝ち!
ただし、電池容量だけを比較すると2,300mAhもある「Power Case for iPhone5/5s」の方が上。レビュー記事でも書いたが、着脱可能であることも含めて初心者向けのケース一体型バッテリーであると思われる。
【レビュー】cheero製iPhoneケース型バッテリー「Power Case for iPhone5/5s」は必要な時に装着できるのが魅力! | gori.me(ゴリミー)
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キング・オブ・モバイルバッテリー2014
結局のところ、今年手にしたモバイルバッテリーで一番良かったのは何か。大方の予想通りかもしれないが、ここはやはり「cheero Power Plus 3」を挙げざるを得ない。それほど僕は気に入っている。
僕は「iPhone 6 Plus」ユーザーだが、最近は何をするにしてもiPhoneを使っているので、電池容量が大幅に増えたのにも関わらず、一日の終わりには電池が減ってしまっていることも少なくない。「Parrot Zik 2.0」で音楽を聞いているのも影響しているはず。
僕は大容量のモバイルバッテリーが好きだ。ただ、いくら大きいカバンを持ち歩いているとは言え、重い。1gでも軽くしたい!でも、容量は妥協できない。
その両方の条件を満たしているのが「cheero Power Plus 3」なのだ。本体のサイズが小さく、手のひらに置くことができる大きさであることも魅力的だ。
実際手にすると、再販をしても即完売するほどの人気であることも納得できるはず。また販売再開した際には購入を是非ともオススメしたい素晴らしいモバイルバッテリーだ!
よって、僕が独断と偏見で勝手に決めたキング・オブ・モバイルバッテリー2014は「cheero Power Plus 3」に贈られます!おめでとうございます!選ばれたからと言って特に何もありません!
今年はカメラでいう「画素数合戦」のような「電池容量合戦」が繰り広げられたモバイルバッテリー界だが、容量は事足りているので次の一手が欲しいところ。来年のモバイルバッテリーはどうなるのかな。楽しみ、楽しみ!