iPhone SE レビュー iPhone 6s、iPhone 6s Plusと徹底比較
電池持ち比較
今回、電池持ちはざっくりとしか比較していない、確実に言えることとしては「iPhone SE」の電池持ちは体感できるほど良いということ。
具体的には前日の夜中0時頃に充電から外し、夜通し充電をせずに放置。「iPhone SE」は起きた時点で98%だった。その後、TwitterやFacebookの通知を受信しながら昼を迎えたが、13時前になってもまだ86%も残っていた。
そして日付が変わり深夜1時半頃になっても電池残量は53%。Googleマップも使い、メッセもバンバン返し、ツイートもガンガン投稿していたが、まだ電池残量は半分も残っていた。
なお、この頃、僕の「iPhone 6s Plus」の電池残量は35%。Apple Watchのペアリングと音楽再生1.5時間分の消費はあったが、それを考慮したとしても「iPhone SE」の電池持ちは極めて優秀であることは間違いない。
噂通り、「iPhone SE」の電池持ちは素晴らしい。やはり画面小さいゆえに消費電力が少ないのか、iPhoneをハードに使えば使う人ほど「iPhone SE」の恩恵を受けられそうだ。
頻繁にTwitterやFacebookを見る人、何でも分からないことがあったらすぐググる人、僕のように暇さえあれば「Google Analytics」アプリを開いてリアルタイムを見てしまう人は「iPhone SE」の電池持ちの良さに驚くはず!
通信速度(Wi-Fi)比較
「iPhone SE」は通信面において「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」に劣っている。具体的には「4G LTE-Advanced」「MIMO」に非対応であるため、理論上はLTEとWi-Fiいずれも通信速度が劣る。
これがどういうことかというと、LTEに関しては「iPhone 6s/6s Plus」が最大300Mbpsで通信できるのに対し、「iPhone SE」は最大150Mbps。Wi-Fiに関しても「iPhone 6s/6s Plus」が最大866Mbpsの通信速度が可能であるのに対し、「iPhone SE」は最大433Mbpsとなっている。
個人的にはこの違いが気になっていたので、今回はWi-Fi環境下における「iPhone SE」と「iPhone 6s Plus」の通信速度を比較してみた。その結果は以下の通り:
測定回数 | iPhone SE | iPhone 6s Plus |
---|---|---|
1回目 | アップロード:13.87Mbps ダウンロード:13.63Mbps |
アップロード:4.61Mbps ダウンロード:11.13Mbps |
2回目 | アップロード:9.59Mbps ダウンロード:11.71Mbps |
アップロード:4.40Mbps ダウンロード:11.20Mbps |
3回目 | アップロード:21.47Mbps ダウンロード:18.03Mbps |
アップロード:20.41Mbps ダウンロード:31.91Mbps |
4回目 | アップロード:14.24Mbps ダウンロード:9.97Mbps |
アップロード:24.77Mbps ダウンロード:16.69Mbps |
5回目 | アップロード:6.70Mbps ダウンロード:10.19Mbps |
アップロード:47.06Mbps ダウンロード:18.69Mbps |
驚くべきことに前半は「iPhone SE」のアップロード速度の方が速く、ダウンロード速度もほとんど差は見られなかったが、後半になると徐々に「iPhone 6s Plus」が本領を発揮。やはり理論値とは言え、「iPhone 6s Plus」の方が平均して速いようだ。
ただ、大事なのは体感速度。「iPhone SE」を常日頃使っていて「通信速度が遅い」と感じることは全く無かった。仮に速度が遅いと感じたとしても回線が混雑している可能性が先に脳裏をよぎるので、気にならなかった。
測定すると確かに「iPhone 6s Plus」の方が速かったが、日々使っていて「通信速度が遅い」と感じたことは一度もなかった。もし日常的にYouTube動画などを見ている人は読み込み時間が遅いと感じるかもしれないが、僕はそれさえもあまり実感がなく、通信速度に関する不満は全くない。
ありがとうございます!何日もかけて書いた甲斐がありました(^^)
どの機種にしようか迷っているので、本当に役立つレビューです!!
おお、良かったです!ありがとうございます!
わかりやすいレビュー記事、参考になりました。