12インチ型MacBook、一部アニメーションが「OS X Yosemite」より「Windows 10」の方がスムーズに動作することが発覚
12インチ型MacBookをようやく手に入れることができた僕だが、買う前から懸念していたのは「OS X Yosemite」との相性。
僕は普段、15インチ型「MacBook Pro Retina」をメインマシーンとして使っているが、定期的に再起動やクリーンアップを行っていないと徐々に動作がもたついているような印象を受ける。クアッドコアCPUにRAMを16GB積んでいていても重くなるのだ。
それよりも遥かにスペックが低い12インチ型MacBookがどれほど耐えられるのかは気になるが、既に1ヶ月間使ってきたAlex Kingさんによると、12インチ型MacBookは「OS X Yosemite」よりもBoot Campでインストールした「Windows 10」の方が一部のアニメーションがスムーズに動作すると発表している!
ウィンドウ一覧を表示する時は「Windows 10」の方がスムーズ
もちろん、「OS X Yosemite」と「Windows 10」を厳密に比較するのは極めて難しい。例えば、「OS X Yosemite」は12インチ型MacBookに出力する上でスケーリングしているため、そのような機能がない「Windows 10」に多少のアドバンテージがあるとKingさんは指摘している。
細い条件の違いはあるが、事実として言えることは「Windows 10」から導入されたExpose風の機能「Task View」と「Mission Control」の動作を比較した時、「Task View」は60fpsで動作するのに対し、「Mission Control」は60fpsで動作することは絶対にないと結論付けている。
Until thorough benchmarking is completed by me or someone else, I think the best way to put it is this: Task View often runs at 60FPS, while Mission Control never runs at 60FPS.
via Testing The 12-inch MacBook’s Performance with Windows 10 – Alex King
これが全てのMacに対して同様なのか分からないが、Macの動作が重くなったと気付くきっかけは多くの場合、「Mission Control」であることが多い。徐々に動きがカクカクし、アプリの切り替えがストレスフルになる。
UIアニメーションのスムーズさだけでは「OS X Yosemite」と「Windows 10」の優劣を決めつける情報としてはあまりにも不足しているが、個人的に当初「Macのパクリ」と見下していた「Task View」が意外と快適に動作することを知り、試してみたくなった。
Kingさんのレポート全文(英語)はこちらからどうぞ!
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(via 9to5Mac)