M1X MacBook Pro、11月までに発売が濃厚か

「M1X」チップを内蔵した新型MacBook Proは、当初の計画どおり年内に登場する見通しだ。Appleに詳しいBloombergの名物記者Mark Gurman氏が発行した最新ニュースレターによると、「11月までに披露される」という。Appleは、10月にMac関連のスペシャルイベントを開催する傾向がある。

新型MacBook Proの噂されるスペック

新型MacBook Proは、デザインの刷新、ミニLEDディスプレイの搭載、Touch Barの廃止と物理ファンクションキーの復活、MagSafe充電ポート・SDカードスロット・HDMIポートの復活、最大30時間のバッテリーなどが特徴になると見られている。14インチと16インチに性能差はないとの噂だ。

開発者向けに配信したmacOS Monterey Beta 7より、新型MacBook Proの内蔵ディスプレイを示唆する情報が発見。現行機種より高解像度になり、16インチモデルは同じ画面サイズでより表示可能な情報量が増えるだろう。

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「M1X Mac mini」も同時期に発表か

「M1X MacBook Pro」は「数週間以内」の発表が濃厚だが、同じチップを内蔵した新型Mac miniも「どこかのタイミングで披露する」と予測している。新型MacBook Proと同じイベントで披露されるかなど、詳細は明らかにしていない。

「M1X」チップの仕様、開発中の他のチップ情報

「M1X」チップは、8つの高性能コアと2つの高効率コア、合計10コアからなるCPUを内蔵。違いはGPUのコア数で、16コアと32コアが用意されているという。メモリは最大64GBまでと予測しているが、最大32GBになるとの情報もある。

Appleは、Mac Pro向けの高性能チップ、新型MacBook Air、iMac、MacBook Proのエントリーモデル向けの「M2」チップを開発しているそうだ。