iPhone 17e、やっぱり発売しないかも。次のエントリーは18eの可能性
The Informationの最新レポートが示唆するiPhone 18eへのスキップと数年サイクル更新の可能性

Appleが今年初めに発売したiPhone 16eの後継機となるiPhone 17eの発売が見送られる可能性が高まっている。The Informationが報じた最新情報によると、Appleは2027年春にiPhone 18eを発売する計画を持っているが、2026年に発売されるはずのiPhone 17eについては言及がなかった。
iPhone 16eは米国での価格が599ドルから(日本では99,800円から)と、標準モデルより手頃な価格で提供されている。このモデルは事実上iPhone SEの後継機と位置付けられているが、初めての「e」ブランドを冠したデバイスであるため、今後のリリースサイクルはまだ確立されていない。
新たなリリースサイクルの可能性
これまでAppleはiPhone SEシリーズを数年に一度しか更新してこなかった。The Informationの最新レポートは、この傾向が「e」モデルでも継続される可能性を示唆している。
レポートによれば、iPhone 18シリーズには、Appleの薄型iPhone、Pro、Pro Maxの更新版に加え、新しい折りたたみデバイスが含まれるという。そして2027年春には、標準的なiPhone 18と、より予算に優しいiPhone 16eの後継機を発売する計画だとしている。
専門家の見解
先月のニュースレターで、Bloombergの著名アナリストMark Gurman氏は、AppleがiPhone 17eの発売について最終決定に至っていないと述べていた。
The Informationの報告とGurman氏の情報を総合すると、現時点ではiPhone 17eの発売は見送られる可能性が高いと言える。ただし、Appleの計画は変更される可能性もあり、最終的な決断はまだ流動的かもしれない。
エントリーモデルの今後
iPhone 16eは6.1インチの有機ELディスプレイ、Face ID、A18チップ、USB-Cポートを搭載し、iPhone 16ファミリーの中でより手頃な選択肢として位置づけられている。
もしiPhone 17eが発売されないとすれば、Appleは再びエントリーモデルの更新を数年おきにする戦略に戻る可能性がある。これはコスト効率の面では理にかなっているが、毎年新モデルを期待するユーザーにとっては残念なニュースとなるだろう。
(Source: The Information via MacRumors)
もっと読む

Apple、iPhone 20周年モデルで”ボタン全廃”か。2027年に感圧式ボタンのみ搭載との噂

Apple、2027年のiPhoneに”人間の目レベル”の独自カメラセンサー搭載?20周年で「Sonyからの卒業」か

iPhone 17e、Dynamic Island搭載で2026年春登場か。iPhone 18 Proは可変絞りカメラ実現の可能性高まる

iPhone 18、メモリ50%増量で12GBか。でも手に入るのは2027年春かも

Apple、「iPhone 19」をスキップして「iPhone 20」に?2027年秋から命名リセットか

iPhone、毎年違う形に?横折り・NOベゼル・縦折りを3年連続投入か

日経「iPhone Airの生産は”ほぼ終了レベル”まで削減」

iPhone 17シリーズ、発売10日で前年比14%増の好スタート。Airも減産報道の裏で前年超え

超薄型スマホの厳しい現実。iPhone Airは減産、販売不振でSamsung撤退か

iPhone 18のカメラ、サプライヤーがすでに準備開始か。Samsung復帰で185億円規模の投資

折畳iPhone、チタンとアルミの”ハイブリッドフレーム”採用か

ソニー「車もスマホも作るから、iPhoneカメラが進化する」Tim Cook CEOが横浜で技術の秘密を聞く

Tim Cook氏「このプロセスを見たい」と感嘆、京セラの”見えない魔法”がiPhone 17を支える

Tim Cook氏、AGCが15年間貢献する技術に感謝「写真が正しく撮れる」

Samsungが明言「折畳スマホ用有機ELディスプレイを”大手米国企業”向けに加速」

TDK「TMRセンサー」がiPhoneカメラの秘密、Tim Cook氏も絶賛する日本技術の正体

Apple幹部が激白「DMA規制は競合他社への利益供与」——日本のスマホ新法にも警鐘

Apple、日本の「スマホ新法」に重大警告:欧州DMAの失敗を繰り返すな

【DMAの衝撃】「病院や裁判所の訪問履歴」まで他社に公開強要?Appleが明かす、欧州発「史上最大のプライバシー脅威」

