15年の歴史に転換点。iPhone 18 Proは2026年、iPhone 18は2027年発売か
Proモデルと折畳モデルは2026年秋、標準モデルは半年後に登場
Appleが2026年からiPhone発売戦略を大幅に変更する計画を進めていることが明らかになった。業界アナリストのMing-Chi Kuo氏によると、iPhone 18 Proシリーズは2026年後半に発売される一方、標準モデルのiPhone 18は2027年前半(春頃)まで登場しないという。
この戦略変更により、Appleの主力製品であるiPhoneのラインナップは初めて意図的に発売時期が分けられることになる。同社が2011年のiPhone 4Sから確立してきた「秋の一斉発売」という長年のパターンからの転換点となる。
今後2年半のiPhone発売スケジュール予測
Kuo氏が予測する今後のiPhone発売スケジュールは以下の通りだ:
- 2025年後半:iPhone 17 Pro Max、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Air、iPhone 17
- 2026年前半:iPhone 17e
- 2026年後半:初代iPhoneフォルダブル、iPhone 18 Pro Max、iPhone 18 Pro、iPhone 18 Air
- 2027年前半:iPhone 18、iPhone 18e
- 2027年後半:折畳iPhone第2世代(すでに開発開始)、iPhone 19 Pro Max、iPhone 19 Pro、iPhone 19 Air(18 Airより大型ディスプレイ搭載)
戦略変更の背景
Kuo氏はこの戦略変更の背景に2つの要因があると指摘している。1つは主に中国の競合メーカーが年前半にフラッグシップモデルを発売する傾向があることから生じる「マーケティングギャップ」への対応だ。もう1つはAppleのiPhoneラインナップが拡大するにつれて生じる「マーケティング効果の希薄化」を防ぐ狙いがある。
この見解はThe Informationの最新レポートとも一致しており、同メディアはAppleが2026年秋にiPhone 18 Pro、Pro Max、Air、そして新しい折りたたみ式デバイスを発表し、標準モデルは2027年春に続くと報じている。
製造リソースの効率化も
このスケジュール分散アプローチにより、Appleは5機種から6機種に拡大するラインナップの製造リソースをより効率的に管理できるようになる。実施されれば、これはAppleが2011年にiPhone 4Sで確立した年次秋季発表パターン以来、初めての意図的なフラッグシップiPhoneリリースの分離となる。
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いよいよ、iPhoneも年に1度のお祭りが無くなって、iPadなどが発表される時のような雰囲気になるのかもしれませんね。
無印モデルの性能が向上して無印が一般化した印象もありますし、ますます各々のタイミングで買い換える物になりそう。
それなら、もっとOSのサポートが長くなると嬉しい。
買換えサイクルの長期化を考えたら、もう毎年必ず1回のリリースって時代じゃなくなったのかもしれませんね