iPhone 4Sのカメラが「どう」すごいのか調べてみた
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iPhone 4Sのカメラはすごいらしい。いや、実際すごい。ただ、すごいことは分かるのだが、専門用語が多すぎて結局のところ「どう」すごいのかがよく分からない。僕自身もイマイチ理解できなかったので、勉強がてらiPhone 4Sのカメラがどれだけすごいか調べてみた。
800万画素
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予め断っておきたいのは、「カメラの実力 ≠ カメラの性能」であるということ。 800万画素のカメラを搭載したことにより、撮影可能最大サイズが3264×2448となり写真の制度が向上する。
解像度と画素数
つまり、巨大なディスプレイでiPhone 4SとiPhone 4で撮影した写真を画面いっぱいにして見比べたときに、iPhone 4Sの写真の方がキレイに写り、ジャギジャギ感が少なくなる。
最新型の裏面照射CMOS搭載
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iPhone 4Sに搭載されているカメラを支えているのは「裏面照射CMOS」と呼ばれているイメージセンサー。何をしてくれるかというと、取り込める光量が73%もアップしているので暗所でも撮影がしやすくなる。
この技術は当然コンデジなどにも採用されていて、今年発売された発表されたNIKONのCOOLPIX S100にも採用されている。
iPhone 4からはフラッシュが搭載されているものの、フラッシュを焚かずに写真を撮影したいこともあるはず。裏面照射CMOSが搭載されているお陰で今まで暗くて何も見えなかった写真も写るようになるかもしれない。
f2.4のレンズ搭載
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そもそもf2.4と言われてもピンと来ない人も多いと思うので、解説する。
f値というのは簡単に言うとレンズの明るさの指標で、一般的にはf値が小さい方が多くの光量を取り入れることができる。Wikipediaに載っている図が非常に分かりやすい。
iPhone 4Sはf2.4、iPhone 4はf2.8のレンズを搭載しているので、iPhone 4Sになって取り込める光の量が増えた。裏面照射CMOSとの組み合わせによって総じて暗所に強いカメラになった。
高速で撮影できる
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どういう意味で「高速で撮影できる」ようになったのかは不明だが、TechCrunchによるとA5チップ内にJPEG処理専用の回路が組み込まれていることはほぼ間違いないらしい。
おそらく「センサーから画像データを読みだして記録するまでの時間がそれだけ短縮された」という意味なのだろうと思う。
まあ仕組みがどうであれ、僕らは今後シャッターチャンスを逃すことなくサクサクと写真を撮ることができるということだ。何でもかんでもiPhoneで写真を撮っている僕としてはありがたい改良だ。
手ブレ補正、顔検出、ノイズキャンセリング搭載!
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機能自体の説明は不要だと思うが、これらの機能が写真を撮る上での使い勝手を大幅に向上してくれるのは言うまでもない。特にリアルタイムの手ブレ補正の搭載によって、とっさに取り出して撮影する場面も多いiPhoneだからこそ今までの写真よりキレイな写真が撮れそうだ。コンデジによくある機能もとうとうiPhoneにも搭載されるようになった。
フルHDの動画が撮れる
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今までは720p までしか撮れなかった動画が今回から1080pまで撮影可能になった。1080pで撮影した動画は当然720pより滑らかで大画面で見た時にキレイに映るようになる。今まで当ブログに載せてきた動画は全てiPhone 4で撮影してきたが、さらになめらかになったiPhone 4SのフルHD動画を取り込んで編集するのは楽しそう!
まとめ:これはやっぱりiPhone 4Sを買うしかない!
以上で現在公表されている情報を元にiPhone 4Sに搭載されている新しいカメラを解説してみた。どれだけすごいかお分かりいただけだろうか。
iPhone 4ユーザーがiPhone 4Sに乗り換えるべき6つの理由というポストを先日書いたのだが、僕自身このポストを書いていてさらにiPhone 4Sを早く手にしたい欲求が増してきた。これは早く手に入れないと精神が崩壊する可能性があるね。