Apple、「Mac Pro」や新しいディスプレイの開発に改めて言及
iMac Proの発表直後にも「Mac Pro」の開発に着手していることを強調していたAppleだが、iMac Proの発売を受けて、改めて「Mac Pro」や新しいディスプレイの開発を進めていることについて言及している。
新しいiMac Proに加えて、Appleは最高レベルのパフォーマンスを求めるプロのお客様のために、高いスループットのシステムをモジュラーにおさめアップグレード可能なデザインに完全に再設計される次世代のMac Pro®を、ハイエンドでプロ向けの新しいディスプレイとともに開発中です。
iMac Proを買うべきか、「Mac Pro」を選ぶべきか
iMac Proはプロ向けのマシーンだが、「Mac Pro」も同様にプロユーザーをターゲットとしたハイエンドモデルになることは間違いない。新しいディスプレイも不具合を連発している「LG UltraFine 5K」とは異なり、Appleが開発する最先端ディスプレイは期待できそうだ。
またしても #LG5K が不良品であるという情報を入手。実は自分の周りにも声を上げていないだけで、繋げるとフリーズする人や接続が安定しない人ばかりであるということが判明。繋げているだけでMacが熱くなるという情報も、つまり、 #LG5K は不良品である可能性が高い。つまり、クソ。
— g.O.R.i(gori.meの中の人) (@planetofgori) December 13, 2017
問題は、iMac Proを買うべきか、それとも「Mac Pro」を待つべきか。現時点では情報が揃っていないので一概には言えないが、気になる問題なので少し考えてみた。
iMac Proの性能も伊達ではない。10コアモデルのベンチマークスコアは「Mac Pro」の12コアモデルを圧倒。2018年に発売を控えている14コア・18コアモデルはさらに高い性能を持つに違いない。
「Mac Pro」の魅力は拡張性だ。iMac Proは「プロ仕様のiMac」という位置付けであるため、外観も基本的にはiMacと同じ。RAMは依頼すれば交換できるものの、拡張するためには「Thunderbolt 3」やeGPUを利用する他ない。
Appleの開発している新しいディスプレイがどのような仕様になるか、現段階では一切情報がない。ただ、iMac Proのディスプレイは「LG UltraFine 5K」で実現されている以上、上回る性能を持つ可能性もある。
パフォーマンスに対するコストパフォーマンスという意味では、プロ向けマシーンとしてiMac Proは最強のマシーンだろう。150万円以上もするハイエンドモデルでも、スペックを考えると相応なのかもしれない。
一方、「Mac Pro」は、価格よりもパフォーマンスを徹底的に追求したプロ向けマシーンになるのではないかと予想。美しさにこだわるAppleが「Mac Pro」の現行モデルを踏まえると、次期モデルでどの程度の拡張性を許容するかは気になるところだが、構成次第ではiMac Proを圧倒するパフォーマンスになるのではないかと期待している。
2018年が楽しみだ!
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(via MacRumors)