Apple、中国市場向けに画面に指紋センサーを内蔵したiPhoneを準備中か
「Touch ID」の画面内蔵または背面に配置することを検討との噂、実現する可能性は低そう
Appleが中国市場向けに画面に指紋センサーを内蔵したiPhoneを準備しているとのニュースが、mashdigiを筆頭に中国メディアの間で広がっていると9to5Macが伝えている。
情報元によると、Appleは「Face ID」を採用せず、「Touch ID」を画面に内蔵または本体背面に設置することによってコストを抑え、OppoやHuaweiなどに対抗することが狙いだという。
画面内蔵型指紋センサーがコストダウンになるとは考えづらい
確かにAppleは中国市場向けに特別な仕様を持つiPhoneを投入してきた。例えば、中国版の「iPhone XS」と「iPhone XR」はSIMカードを物理的に2枚挿すことができる仕様になっているが、米国版や日本版は物理SIMは1枚のみとなっていて、2枚目はeSIMに限定されている。
それを踏まえた上でも、今回のレポートは怪しい。画面内蔵型「Touch ID」については過去に何度も噂があったが、Appleのハードウェアエンジニアリング担当上級副社長Dan Riccio氏は「iPhone X」の発表時に「iPhone X」で「Touch ID」の画面内蔵を検討していた、という噂を否定している。
仮にAppleが中国市場向けの特別仕様を持つiPhoneを準備していたとしても、ハードウェアの仕様が大きく異なるモデルを投入するとは考えづらい。「Face ID」を内蔵しない代わりに「Touch ID」を採用する、という点においてはコストダウンに繋がるかもしれないが、ディスプレイに埋め込む技術は相当な開発費用が必要になると予想され、コストダウンにはならない可能性の方が高い。
これらの噂との関連性は不明だが、AppleはiPhone 8の改良モデルを2020年3月に発表するとの噂が今年4月に報じられていた。
2019年のiPhoneは3モデル展開になると見られ、「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」の後継モデルとして、それぞれカメラレンズを追加したモデルが9月頃に発表されると予想されている。
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