「iPhone Pro」のステータスバー周りを想像したコンセプトイメージ
「iPhone Pro」には分割ステータスバーが搭載されていることが「HomePod」のファームウェアで明らかになっているが、Appleがどのように分割されたステータスバーを活用するのかは分かっていない。
UIデザイナーのMax Rudbergさんが「iPhone Pro」がどのようにステータスバーを「iOS 11」で実装するのかを想像したコンセプトイメージを公開していたので、紹介する!
ベゼルと一体化させるのか、否か
下記画像では、1番左にiPhone 7を置き、順に、切り込みを残した状態、切り込みをベゼルと一体化させた状態、切り込みと「ファンクションエリア」をベゼルと一体化させている。
「ファンクションエリア」にはバーチャルホームボタンの他、従来は画面上部に表示されていたナビゲーションボタンが配置されている。Androidからヒントを得たような実装となっていて、親指を画面上部まで伸ばすことなく画面下部で操作が完結するため、片手による操作性が大幅に改善されると予想される。
3つのコンセプトイメージのうち、個人的に採用されると思っているのは1つ目と2つ目のハイブリッド。
ステータスバーがくり抜かれた状態(1つ目)は、「HomePod」のファームウェアで「iPhone Pro」のデザインとして同様のアイコンが発見されている。また、ベゼルと一体化させる状態よりも画面を広く見せることができ、ディスプレイ比率が最も高いスマホをアピールすることができる。
さらに、通話時、テザリング時、位置情報サービス使用時などに表示される青色や赤色のバーも、分割ステータスバーのみを色付けすることによって通常の画面領域を圧迫せずに済む。
とはいえ、これだとiPhoneで動画を再生した際に困る。また、iPhoneを横向きに傾けた時のみためが不格好だ。そこで、2つ目のベゼルと一体化した状態をアプリや向きによって採用するのではないかと予想している。
3つ目が採用されないと思う理由は、ベゼルレスデザインを採用したのにも関わらず、あえてベゼルがあるようなデザインにしないのではないかと思っているから。基本のデザインはHomePodのファームウェアから発見されたアイコンの状態になるのではないだろうか。
ここ数日間は「HomePod」のファームウェアから有効エリアの画面解像度も明らかになり、非接触充電・高速充電対応を示唆するコードも発見。
iOSの新しいカメラ機能「SmartCamera」も明らかになり、明らかに開発途中ではあるものの、「iPhone Pro」の「Face ID」が「Apple Pay」をサポートすることを匂わす記述も見つかっている。
最新の情報によると、4K/60fpsの動画撮影をサポートする可能性が浮上している。
(via 9to5Mac)