発表前なのに丸分かり!「iPhone 6s」の噂・リーク・最新情報まとめ
いよいよ今週9月10日(木)深夜2時からは待ちに待ったAppleのスペシャルイベント!「iPhone 6s」と言い、新型「Apple TV」と言い、正式発表が待ち遠しい!
とは言え、今年も例に漏れず各所からあらゆる情報がリークされ続けているため、既に次期iPhoneに関する情報は揃っていると言っても過言ではない。もはやテスト問題の解答を見てからテストに挑むような状態だ。
正式名称は恐らく「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」になるはず。例年通り、2年に1度の「s」系アップデートだ。
よほど極秘にしていることがない限り、すべての情報は明らかになっているはず。以下にまとめたので、参考にどうぞ!
デザインは現行モデルとほぼ同じ!強度が強化
今年の「iPhone 6s」シリーズは「iPhone 6」シリーズと見た目の変更はほぼ無いと思っていて差し支えない。ただし、1ミリ以下の変化はあるため、ハードケースやメタルバンパーなど本体サイズにピッタリ合うようなケースは買い替えが必要となりそうだ。
参考にMacRumorsが入手したケースの寸法と現行モデルの比較表を載せておく。
縦幅 | 横幅 | 厚さ | |
---|---|---|---|
iPhone 6s | 138.19mm | 67.68mm | 7.08mm |
(差分) | 0.09mm | 0.68mm | 0.18mm |
iPhone 6 | 138.1mm | 67.0 | 6.9mm |
分厚くなる原因は次期iPhoneのイチオシ機能である感圧タッチディスプレイの搭載と本体素材の変更。噂通り、「Apple Watch Sport」に採用されている「7000シリーズアルミニウム」が使われるとのこと。バックパネル単体で比較すると2.6倍以上の圧力に耐えられることが判明している。もう後ろポケットに入れて折れ曲がる心配は無さそうだ。
「A9」プロセッサ搭載、RAMは2GBに?!電池持ちは?!
毎年数字が1つずつ上がり、性能が向上するプロセッサ。「iPhone 6」シリーズは「A8」だったので、今年のモデルは「A9」チップを搭載する予定。現行モデルと比べてパフォーマンスが向上しているだけではなく、電力効率が改善されているとのこと。
ただし、「iPhone 6s」シリーズは現行モデルより少ない可能性が浮上している。プロセッサにより少ない電池容量で現行モデルと変わらない電池持ちが実現できるのかもしれない。
参考に噂されている新モデルと現行モデルの電池容量を比較した表を載せておく。
iPhone 6s | iPhone 6 | iPhone 6s Plus | iPhone 6 Plus |
---|---|---|---|
1,715mAh | 1,810mAh | 2,750mAh | 2,915mAh |
「3D Touch Display」搭載!ショートカット機能が利用可能に
「iPhone 5s」が「Touch ID」を初めて搭載したように、「iPhone 6s」は感圧タッチディスプレイが注目機能として搭載される。
既に「iOS 9」内に記述が発見され、ディスプレイパネルを見ても感圧タッチ用と思われるパーツが発見されている。最新の情報によると、3段階のタッチ強度を判別できる新技術「3D Touch Display」が採用されることが判明した。
Apple Watchは強タップをすることによって画面内に収まらなかった機能を表示する使われ方をしているのに対し、「iPhone 6s」の場合は既にある機能へ素早くアクセスするショートカットのような使い方を想定しているとのこと。
特定の曲を強タップすることによってプレイリストへの追加、またはホーム画面内でアプリアイコンを強タップすることによってそのアプリの特定の機能に素早くアクセスするなどの使われ方が検討されているそうだ。
以下は単なるコンセプトムービーだが、コントロールセンターから設定に素早くアクセスできるようになったら便利だなあ。
通信速度が向上、従来の2倍以上高速化
「iPhone 6s」シリーズはQualcomm製の「MDM9635M」というチップを搭載する見通し。理論値ではあるが、現行モデルのダウンロード速度が最大150Mbpsのところを、次期モデルは最大300Mbpsまで高速化するという。
カメラ性能は期待大!1,200万画素、4K動画撮影、自撮り用フラッシュ
iPhoneのカメラは毎年良くなっているが、今年はここ数年で性能が最も大きく改善されることが期待できそうだ。
外向き(iSight)カメラは1,200万画素になり、4K動画の撮影に対応。「Galaxy S5」など一部のAndroidスマートフォンでは既に対応している4K動画撮影だが、iPhoneのカメラクオリティで撮影できると思うとワクワクせずにはいられない。
そしてさらに今回は内向き(FaceTime)カメラも飛躍的に性能が向上する。120万画素だったらセンサーが500万画素に。そしてソフトウェアで制御する擬似フラッシュ機能が用意される他、スローモーションとパノラマ撮影にも対応。
iSightカメラ (外向き) |
FaceTimeカメラ (内向き) |
---|---|
1,200万画素 | 500万画素 |
4K動画撮影 | 720p スローモーション動画撮影 |
パノラマ写真撮影 | |
擬似的なフラッシュ機能 |
ストレージと価格は同じ、新色「ローズゴールド」追加
「iPhone 6s」は現行モデルと同じく16GB・64GB・128GBの3モデル展開になる予定。2015年にまでなってもAppleは16GBモデルを用意するそうだ。ケチ!
価格も据え置きになるとのことで、参考として現在の「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」の一括購入価格を載せておく。
容量 | 日本価格(一括払い) | |
---|---|---|
iPhone 6 | 16GB | 86,800円 |
64GB | 98,800円 | |
128GB | 110,800円 | |
iPhone 6 Plus | 16GB | 98,800円 |
64GB | 110,800円 | |
128GB | 122,800円 |
ただし、良いお知らせもある。新色「ローズゴールド」が追加されるようだ。これは「Apple Watch Edition」の「18Kローズゴールド」に合わせたカラーではあるものの、他のモデルと同様にアルミ製なので上記同様の価格帯になると思われる。
発表イベント直後から予約受付開始?!予約販売に切り替えか
現地時間9月9日(水)に発表されるであろう「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」。スペックや価格などは上記の通りだが、いつ発売され、いつ予約の受付が開始されるのだろうか。
これまでであれば発表イベントが開催された週の金曜日に予約が開始され、その翌週の金曜日に発売が開始されるという流れだったが、今年からは予約がスペシャルイベント終了後、即日開始されるという噂。
また、Apple公式サイトまたは各キャリアショップで事前に予約しなければ入手できない、「予約販売方式」に切り替えるとのこと。毎年Apple Storeの前にできていた大行列は今年見られないかもしれない。
予想されるスケジュールをカレンダーにまとめると以下のようになる。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
6 | 7 | 8 | 9 発表イベント 予約開始 |
10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 「iOS 9」正式リリース 出荷開始 |
17 | 18 | 19 |
なお、今回のイベントでは4インチ型「iPhone 6c」はスペシャルイベントでは発表されない可能性が高い。4インチモデルとしては「iPhone 5s」のみが生き残り、「iPhone 5c」は販売終了する見通し。
「iPhone 6c」は「MacBook Air Retina」と共に2016年2月に登場すると噂されている。4インチモデルを心待ちにしている人はもう数ヶ月待ちましょう。
iPhoneの公式情報・購入ページ
- モデル別 ▶ iPhone 13 / iPhone 13 Pro / iPhone 12 / iPhone SE(第2世代) / iPhone 11
- 各モデル比較 ▶ iPhoneを比較
- iPhoneアクセサリ ▶ Apple公式ストア / Amazon
- 下取り ▶ Apple GiveBack