週刊ゴリミー:MagSafeはポートレスiPhoneへの布石なのか
LightningがMagSafeに代わっただけでは意味がない、無線オンリーでは不便すぎる
MagSafeは、何のために用意されたのか。ワイヤレス充電を高速化することだけが目的だと考えづらい。Appleに詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏によると、2021年に登場する「iPhone 13」はLightning端子を廃止し、充電およびデータ通信をすべてワイヤレス化する可能性があるという。
開発が噂されている、Lightning端子さえも排除した”ポートレスiPhone”の布石、との見方もできるが、実現するとしてもしばらく先になりそうだ。
その理由は、充電スピードおよびデータ通信。どちにおいてもポートレス化には課題がある。
充電スピードは有線以下、データ通信はU1チップ活用に期待
まずは充電スピードについて。iPhone 12は、通常のワイヤレス充電、MagSafeワイヤレス充電、Lightning端子による通常充電・急速充電が利用できる。MagSafeは最大15Wで充電でき、従来と比べて2倍の出力だ。
しかし有線接続なら15W以上の出力が可能だ。iPhone 12の最速充電方法は、USB-C to Lightningケーブルと20W出力以上のUSB充電器の組み合わせ。限られた時間で充電したいのであれば、わざわざMagSafeを選択する意味がない。将来的にMagSafe 2などのが登場する可能性はあるが、有線以下の充電スピードでポートレスに踏み切るのは無理がある。
データ通信は、iCloudとApple IDを介したデバイス間の連携力は年々強化されているが、大量かつ大容量のファイルを転送するには向かない。この課題を解決するために、U1チップによる超広帯域無線通信(Ultra Wide Band、UWB)技術を活用すると噂されているが、U1チップを内蔵したデバイスも限られており、来年にデータを完全無線化に振り切るには時期尚早だ。
MagSafeを中心とした未来は、今よりも便利になるのかさえも未知数だ。究極的な見方をすれば、Lightningの代わりMagSafeが用意しただけにも見え、独自路線を続けているだけのように見える。Appleのエコシステムに入り込んでいる人であれば困らないだろうが、他のプラットフォームとの同時併用がしづらくならないか心配だ。iPhoneにケーブルを一切接続しない世界観は楽しみだが、現状では漠然とした不安のほうが大きい。
Appleは、ヘッドホン端子を廃止したことを「courage(勇気)」と表現した。次なる”courage”はLightningポートに向けられるのだろうか。
有線イヤホン使いたいからポートレスならAppleとはサヨナラだなあ。
Androidはtype-cを残してくれるといいが。
このコメント書き込んでから色々調べてみたら一応クレジットカードは磁気対策されてるから横に置いても問題ない
ホテルのカードキーみたいのは影響受ける可能性があるから注意
って感じみたいですね
気をつけるには越したことないけど一発アウトとかではなさそうです
MagSafe対応のウォレットにわざわざシールド機能も持たせましたって書いてあるんで気をつけた方がいいと思います
MagSafe非対応ケースなら幾分マシになるのかな?
正直利便性よりリスクのが高いシステムな気がします
ワイヤレス充電器が張り付くってことは使う時は剥がさなきゃならないからLightningケーブル外すのと手間変わらないのに…
やっぱりLightning端子使えなくなる代わりにライセンス収入得るのが最大の目的に感じますね
ポートレスと関係なくて恐縮なのですが、Magsafeシステムの磁石の影響を心配しています。
何か無効化できる蓋みたいな製品が出てくれないものか…。
そもそもLightning端子のままだったのすごく叩かれてましたけど正直大半の人は困らないと思います
大半の人ってUSB繋ぐのってiPhoneしか持ってないとおもうんですよ
持っててもモバイルバッテリー、それも何年前に買ったmicroUSBの
むしろType-Cに変えたらその人らはケーブルの買い替え迫られるわけでよっぽどエコじゃないし無駄な出費が必要になる
うちの家族でType-C対応の機器持ってるの妹のAndroidスマホぐらいだし
Appleのサポートセンターで診断かける時も有線でPCに繋いでますしね
将来的に無線にするにしても端子は当分残して無線と併用にした方がいいような…
そのためのW1チップでしょうしね。
Appleが何も考えてないことはないでしょうし、解決策を次のWWDCには用意してくれると思いますよ。
iPhoneの画面(ゲーム画面等)を録画する際にMacと有線で繋いでいるので、完全無線化はやめてほしいですね…。
ふと思いましたが、MagSafeのように背面に専用機器を付けることで高速にデータ転送する事はできるのでしょうか。(iPhone→(無線)→MagSafe→(有線)→Mac)それなら無線通信の距離はほぼ0にしつつ、iPhoneをポートレスにすることできますね。
マジでこれ…..AirDropすら送れない時とかもあるのにハッキリ言って無線はゴミ….Apple製品ってWi-Fiとか遠くてもすっごく安定するし(Windows機は遠いと繋がらなかったり、、、)そうしたいのはわかるけど
利便性考えるとちょっと…..
いや充電はいいんですけどデータ通信とかややこしくなりそうじゃないです??デバッグとかもそうですし、無線って通信が不安定になる条件が多すぎて、仕事とかで検証するには使い勝手が悪いなあ、と……
>> Appleのエコシステムに入り込んでいる人であれば困らないだろうが、他のプラットフォームとの同時併用がしづらくならないか心配だ。
これに関しては心配する必要はないでしょう。
ポートレスになると言うことはlightningケーブルが不要になると言うことで、例えばtypeCで統一してる人ならtypeCケーブルだけで周辺機器を統括できます。
そもそも低速とは言えQiに対応してますから、ワイヤレス充電対応機器が増えている今であればむしろ併用しやすくなると思いますよ?
発熱の問題さえ解決できればもっと高出力になるでしょうしね。