感圧トラックパッド限定！「Force Click」ならではの便利機能15選

本日、アップルストア渋谷で「Force Touch」対応のトラックパッドを搭載した新型の13インチ型「MacBook Pro Retina」を触ってきた。

正直、新しいトラックパッドは期待以上だった。確かにトラックパッドは物理的に下がらない。下がらないのにも関わらず、クリックできるのだ。それも浅いクリックだけではなく、新たに「Force Click」と名付けられた深いクリックもできる。

どこをクリックしてもクリックに差がないのも最高だ。次期15インチモデルにも採用されないと泣いてしまうかもしれない。

さて、タップとクリックに加えて、今回から加わった「Force Click」。本日公開された「OS X Yosemite 10.10.3」の最新ベータ版では「Force Touch」トラックパッド用の新しいAPIが公開されたため、今後各アプリが対応すると思われるが、現時点でも強めのクリックで利用できる機能は色々とある。

Dom Espositoさんが13インチ型「MacBook Pro Retina」で利用できる「Force Click」の便利機能を9to5Macで公開していたので、紹介する！

「Force Click」で利用できる便利機能15選

動画は以下。15種類の機能をそれぞれ見たいという人は以下にまとめたので参考にどうぞ！

1. ファイル名の変更

通常enterキーを叩くことによって変更できるファイル名を変更できる。

2. ファイルのクイックルック

spaceキーを押すと表示されるファイルのプレビュー表示（クイックルック）を表示できる。

3. カレンダーに登録した予定のプレビュー

カレンダーの予定を「Force Click」すると内容をプレビュー表示できる。

4. 日付のクリックで予定を作成

日付を「Force Click」するだけで簡単にカレンダーに予定を登録することができる。

5. マップでピンを置く

純正マップアプリでピンを落とすのが簡単になった。

6. 押す強さによってマップのズーム速度が変わる

発表会中でもアピールしていたのは感圧を計ることができるということ。よって、押す強さによってマップのズームイン・ズームアウトする速度を調整することができる。

7. 内蔵辞書を呼び出す

トリプルタップはもう必要ない。「Force Click」するだけで分からない単語を簡単に調べられる。

8. 押す強さによって早送り・巻き戻しの速度が変わる

マップ同様にQuicktimeで再生中の動画の早送り・巻き戻しを押す強さによって調整できる。あまり動画を早送り・巻き戻しすることがないので便利さは実感できないが、操作方法としては非常に直感的。

9. 開いている全てのウィンドウを表示

Dock内の項目を右クリックして「すべてのウィンドウを表示」を選択した時の操作をワンクリックで可能に。「Force Click」によってこれまで2本ないし3本の指を必要としていた操作が指1本で事足りるようになった。

10. Dockに最小化したアプリのアイコンの右クリック

Dockの右クリックメニューも「Force Click」で呼び出すことが可能に。地味に便利。

11. 連絡先を編集

通常のクリックでは何も起きないが、「Force Click」すると編集画面に切り替わる。

12. メールアドレスや電話番号を連絡先に追加

カレンダーと同じく、メールアドレスや電話番号も連絡先に追加しやすくなる。

13. リンクのプレビュー（Safari限定）

今回の機能の中で最も便利そうだったのがSafariのリンクプレビュー機能。ページ内のリンクを「Force Click」するだけでそのリンク先を開くことなくリンク先をクリックルックできる機能。Safari限定の機能とのことだが、今後Chromeも対応してくれることに期待。

14. 「メッセージ」アプリで「おやすみモード」を有効・無効

特定の人のメッセージをおやすみモードに切り替えることも可能に。

15. 押す強さによって筆圧が変わる（プレビュー限定）

押している強さを感知できるようになった感圧トラックパッドなので当然、筆圧を感知可能に。現時点ではプレビュー限定の機能となっているが、これもPhotoshopやIllustratorなど各種デザインアプリケーションでも利用できるようになることに期待。

（via 9to5Mac）