【レビュー】「Incase EO Travel Duffel Bag」は15インチ型MacBook Proも一眼レフも入るシンプルな大容量カバン
僕はリュックやバックパックが大好きだ。理由はシンプルで、重い荷物を持ち運ぶ上で最も身体に対する負担が少ないからだ。秋から冬に掛けて、僕は「Raja Pack Vietnam 6」を愛用している。
ただし、背負うタイプのバッグには大きな欠点がある。それは、夏場になるとカバンのせいで背中が汗だくになってしまうということ。よって、必然的に手提げのカバンに切り替える必要がある。
昨年の夏は「PORTER DUO BOSTON BAG」を活用していた。
これはこれで気に入っていたのだが、記事に書いてある通り、用意されているパソコン用収納ポケットに僕の愛用している15インチ型「MacBook Pro Retina」が収まらない。
そこで、丁度彼女がクリスマスプレゼントと誕生日プレゼント分を合わせて何かを買ってくれると言ってくれたので、今年の夏使える15インチ型MacBook Proが収まるバッグを調べた。結果、僕は「Incase EO Travel Duffel Bag」を購入するに至った。
届いてから早速持って外出するなど試してみたので、紹介する!
夏に使えるカバンに求めていた5つの条件
今回僕が求めていたカバンには以下の条件を求めていた。
1. 手持ちのカバンであること
冒頭でも書いた通り、背負うバッグではなく、手持ちのバッグであることが最重要。ダッフルバッグ、トートバッグ、ボストンバッグなど、背負うことが前提とされていないカバンを探していた。
2. 15インチ型MacBook Proと一眼レフが入る大きさ
何よりも大事にしていたのは収納。僕が日々使っていて持ち歩いているMacは15インチ型「MacBook Pro Retina」。当然、これが入らなければ意味がない。
さらに、僕はMacだけではなく「Canon EOS 70D」を持ち歩いている。付けているレンズは日によって異なるが、それなりに場所を取るため、マチが比較的広いカバンを求めていた。
3. パソコン用収納ポケットを用意
Macが入るサイズのカバンであることだけではなく、可能であればMacがカバンの中でしっかりと固定されて欲しかった。
いくらHDDではなくSSDになったとは言え、持ち歩く上でMacがカバンの中で振り回されるのは危険だ。なんとか妥協できる項目ではあったが、できるのであれば15インチのMacBook Proがしっかりと固定できる専用のポケットが付いているカバンが欲しかった。
4. シンプルで頑丈、多少の雨でも耐えられる作り
天候がイマイチの日でも外出しなければならないことはある。電子機器を濡らすのはもっての外だ。完全防水は求めていないが、多少の雨でもカバンの中をしっかりと守ってくれるような素材のカバンが必要だ。
これらの条件を満たすためには非常に実用的なカバンが多い。ただし、実用的なカバンはとにかくダサい。いくら機能性が高くても持っていて恥ずかしいと思うようなカバンはさすがに避けたい。
更に言うと、夏場に限らず、ジャケットを着ている時など少しフォーマルな格好でいる場合でも違和感のないようなカバンを求めていた。
5. 取手が長すぎず、肩にも掛けられる長さ
これほど細いこだわりが既に並んでいる中で、更にこだわっていたのが取手の長さ。実は「PORTER DUO BOSTON BAG」は取手が非常に長く、肩に掛ける分には問題ないのだが、手持ちする場合は僕の身長と脚の長さでは地面スレスレになってしまうのだ。
よって、取手が長すぎず肩にも掛けられる程度の長さであるカバンを探していた。
全ての条件を満たした「Incase EO Travel Duffel Bag」
「こだわりすぎだ!」と言いたくなるような細い条件をもとにカバンを探し続けた僕だが、奇跡的に全ての条件を満たす商品に辿り着いた。それが「Incase EO Travel Duffel Bag」。僕が求めていた5つの条件を全て満たす、まさにベストなカバンなのだ!
「Incase EO Travel Duffel Bag」の外観をチェック
それでは早速「Incase EO Travel Duffel Bag」の外観を紹介する!
横から。ある意味ちょっとクールな学生カバンのような形をしている。本体の重量は1070g。縦幅が32cm、横幅が53cmとなっている。こちら側には小さい小物いれポケットもある。
製品名の通り、旅行に行く時に持っていくことを想定したカバンとなっている。2日間分の荷物を入れられる他、15インチ型MacBookを入れることができると明記。まさに僕が求めていた条件と完全に一致する。
左右の側面には特に何もない。ポケットなども用意されていない。
長すぎず短すぎず!丁度良い取手部分
このように取手部分を巻き付けて持ち手を1つにすることもできる。
15インチが収まるパソコン専用ポケットを用意
広いマチがあり荷物がいっぱい入るだけではなく、先ほども紹介した通り、15インチ型MacBook Proが収まる大きさのポケットが用意されているのだ。メインのポケットとは別に横にある。
専用ポケットがメインのポケットと別にあるのは非常に便利だ。というのも、メインのポケットに一眼レフカメラをそのまま入れたとしても擦れる心配がないからだ。
パソコン専用ポケットの中はクッション性のある素材を採用。触り心地が良く、MacBook Proをそのまま入れても問題無さそう。
内側のポケットと「Travel well」
メインのポケットの中には小さいポケットが1つあるのみで、他には特に何もない。
中を見るとそこには「Travel well」と書かれている。いやあ、どうもどうも。普段使いなのですが…。
その下に小さいポケットが用意されている。ここに財布やペン、カードケースなどの小物を入れることができる。冒頭でも紹介した通り、外側にも小さい小物いれポケットはあるが、カバンが外向きに膨らむのは極力避けたいのとポケットの内側の方が安全なので、内側のポケットを利用している。
取り外し可能なショルダーストラップ
個人的に全く使う予定がないが、ショルダーストラップも同梱されている。手持ちが辛い時は肩掛けにして持ち運ぶのもありかもしれない。
対角線上にある輪っかにショルダーストラップを掛けるように作られている。
僕が普段持ち歩いている物を入れてみた
では実際にどの程度入るのかというと、少なくとも僕が普段持ち歩いているモノは確実に入る。ここに写っている「Canon EOS 70D」+「EF24-105mm F4L IS USM」、「Parrot Zik 2.0」、「cheero Power Plus 3」、15インチ型「MacBook Pro Retina」とACアダプタ、PCメガネ、「LAMY 2000」、財布、タオルは全て余裕で収まる。
夏になるとこれらに加えてポロシャツやインナーの着替え、夜冷えた時の薄いアウターが追加されるのだが、余裕で入るだろう。
ちなみに、僕は普段Inateck製フェルトケースに「MacBook Pro Retina」を入れて持ち運んでいるが、ケースに入れたまま収まるポケットのサイズとなっていた。これは嬉しい!
実際に持ってみた様子を様々な角度から
外観を見たところで、実際の大きさは非常に伝わりづらい。僕自身も実際に持ったところのサイズをよく分からずに購入したので、今回は鬱陶しさの割には身長が低いことで有名な、身長167cmである僕自身をモデルとして持った様子を紹介する!以下、参考にどうぞ!
ついでに犬も入れてみた
我が家で飼っている犬が「Incase EO Travel Duffel Bag」に興味津々だったので、放り込んでみた。カバンの中を掘ろうとしてカキカキしている様子が最高に可愛かった。
あらゆる場面で活用できそうな「Incase EO Travel Duffel Bag」
最後に「Incase EO Travel Duffel Bag」の公式紹介動画を載せておく!
僕が今回夏に使用するカバンにもとめていた条件は以下の通り:
- 手持ちのカバンであること
- 15インチ型MacBook Proと一眼レフが入る大きさ
- パソコン用収納ポケットを用意
- シンプルで頑丈、多少の雨でも耐えられる作り
- 取手が長すぎず、肩にも掛けられる長さ
「Incase EO Travel Duffel Bag」はこれらの条件を見事に全て満たしてくれている。このバッグはこの夏、間違いなく大活躍してくれるだろう!
2012年のモデルということもあり、Incase公式ストアでは既に販売終了しているが、僕は@Shinsaku_Honkeさんのお陰で無事手に入れることができた!Amazonはまだ在庫があるようなので、気になる人は以下からどうぞ!