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”Sonos版Apple TV”、開発中か。高級ストリーミングデバイスで市場に挑む

音響の雄が放つ次世代エンターテインメントハブ「Pinewood」の全貌

Charlesdeluvio xzV9lfNVSmY unsplash

Sonosが画期的な転換点を迎えようとしている。The Vergeによると、同社初となるビデオストリーミングデバイス「Pinewood」の開発を通じて、ホームエンターテインメント市場への本格参入を果たそうとしている。

製品概要と市場戦略

「Pinewood」は、トランプカード程度の薄型デザインを採用した黒いボックス型デバイスだ。200〜400ドルという価格帯は、Apple TV 4K(129ドル)やRoku Ultra(99ドル)と比較すると大幅に高価だが、Sonosブランドの高級路線を踏襲している。

革新的機能

統合ストリーミング体験

  • Netflix、Max、Disney+などの主要サービスを統一インターフェースで提供
  • AIを活用したユニバーサル検索機能
  • Sonos独自の音声制御システムを搭載
  • カスタマイズ可能なショートカットリモコン

先進的ホームシアターハブ

  • 複数のHDMIポートを備えたスイッチング機能
  • ゲーム機や4K Blu-rayプレーヤーとの完全互換性
  • 業界課題であった音声遅延問題を解決
  • Era 300などと連携したDolby Atmos対応システム構築

技術革新

最新のAndroid OSをベースに、Wi-Fi 7やギガビットイーサネットを標準搭載。大手デジタル広告企業と共同開発したソフトウェアプラットフォームにより、高度なコンテンツ配信と広告展開を実現する。

開発体制と今後

Nick Millington氏率いるStudio 110が開発を主導。現在ベータテスト段階にあり、2024年中の発売を目指している。この製品は、Sonosの音響技術とストリーミング技術を融合させた次世代エンターテインメントプラットフォームとして期待されている。

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更新日2025年02月06日
執筆者g.O.R.i
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