「iOS 9」「OS X 10.11」、新フォント「San Francisco」を採用か?!
【img via 9to5Mac】
Appleは「iOS 7」と「OS X Yosemite」でシステムフォントを「Helvetica Neue」に変更した。美しいラインが特徴ではあったが、一部では読みづらさを指摘する声も挙がっていた。
Apple Watchに採用されているフォントはAppleが開発した「San Francisco」という新しいフォント。これはラインの美しさに妥協せずに読みやすさも追求したフォントなのだが、9to5Macによると、Appleは「iOS 9」と「OS X 10.11」でもこの新しいフォントを採用する可能性があるであると報じている!
フォントサイズの大きさに関係なく読みやすいフォントに移行
実は「San Francisco」を採用しているのはApple Watchだけではない。先日ようやく手元に届いた12インチ型MacBookのキーボードのフォントも実は新しいフォントが採用されている。
こうして並べてみるとその違いが分かるだろうか。「caps lock」の文字を見比べると比較的分かりやすいかもしれない。小さすぎて見えないか……。
3月下旬頃に従業員向けに配布された「iOS 9」と「OS X 10.11」のビルドでは「San Francisco」を採用したものになっているとのこと。Appleは両OSが正式にリリースされるであろう9月までに、デベロッパーに対してアプリを新フォントに合わせてデザインを調整するよう、指示するものと思われる。
システムフォントを「Helvetica Neue」から「San Francisco」に乗り換えるという作業は想像よりも大変な作業のようだ。当然、プリインストールされている各アプリがどのフォントサイズでも正常に動作する確認が必要がある他、サードパーティアプリの動作検証も欠かせない。そのため、発表直前に新フォントへ移行しないことを決定する可能性もある、と関係者は忠告する。
全ては「WWDC 2015」で明らかになるはず!
(via 9to5Mac)