iPhone Proのベースモデルは128GBから、レインボーロゴを採用か
信憑性は不明だが、カメラは機械学習機能を用いたシーン識別機能に対応する可能性も
2019年に登場する新しいiPhoneについて、現時点で実現可能性が高いのは「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」の後継モデルがそれぞれ用意され、「iPhone XS/XS Max」の後継モデルはトリプルレンズ、「iPhone XR」の後継モデルはデュアルレンズになるということ。
ネーミングは「iPhone Pro」や「iPhone 11 Pro」などの説があり、発売当日まで不明。他の噂としては、「3D Touch」は廃止され、バッテリー容量は増え、双方向ワイヤレス充電に対応し、18W USB-C電源アダプタが同梱され、9月20日に発売されると言われている。
今回、次期iPhoneに関するまた新たな情報をYouTuberのEverythingApplePro氏が動画で公開している。情報元は過去に水中でも動作するディスプレイの搭載や新しいTaptic Engineについて言及していたMax Weinbach氏となっていて、信憑性には疑問が残るものの、実現可能性は少なからずありそうな情報を伝えていたので、紹介する!
「iPhone Pro」シリーズのストレージは128GB/256GB/512GBか
まず、Weinbach氏は5.8インチモデルおよび6.5インチモデルのストレージ構成はベースモデルが128GBになると伝えている。他に256GBモデルと512GBモデルが用意されるとのこと。6.1インチモデルの容量については分かっていないとのこと。
また、2020年のiPhoneは1TBモデルが用意されるそうだ。
Appleレインボーロゴ、反射で虹色に変化するような加工か
7月上旬に、Appleおよび関連業界との繋がりが長年ある人物からの情報として、Appleは年内登場予定の一部商品にレインボーロゴを復活する可能性があると報じられていたが、Weinbach氏によるとレインボーロゴは今年のiPhoneで実現する見通し。
ただし、昔ながらのロゴではなく、先日発表された「Galaxy Note10」の筐体に使われていたグラデーション加工に似た、角度や光の当たり方によって虹色に変化するAppleロゴになると見られている。
また、次期iPhoneのガラス背面はマット加工され、ゴールドモデルの色合いは現行モデルから少し変わると伝えられている。
Ming-Chi Kuoは今年2月に次期iPhoneがすりガラスのケースを採用すると伝えていたが、Weinbach氏が指摘している「マット加工」はそのことを意味しているのかもしれない。
「iPhone XR」の後継モデル、ディスプレイの品質をさらに改良か
「iPhone XR」の後継モデルである6.1インチモデルは、ディスプレイの4角のアンチエイリアスが改良され、パネルの品質も向上するとのこと。
また、ミュートスイッチを廃止したモデルも検討されているようだが、最終的に採用されるかどうかは分かっていない。
6.1インチモデルに限らず、2019年のiPhoneはミュートスイッチが現行の縦長のスイッチから、初期のiPadに採用されていたような丸いスイッチに変更されると噂されている。
超広角レンズでの動画撮影は4K/30fpsに制限か
これまでの噂では「iPhone XS/XS Max」の後継モデルはトリプルレンズ、「iPhone XR」の後継モデルはデュアルレンズになると見られ、追加される3つ目のレンズは超広角になると予想されている。
3つのレンズはポートレートモードで使用されるため、トリプルレンズカメラを搭載しているモデルのみ利用できる機能が提供される見通し。恐らく超広角レンズと広角レンズを組み合わせたポートレートモードが利用可能になると思われる。
超広角レンズは動画撮影時でも使用できるものの、4K画質で撮影する場合は30fpsに制限されると見られている。
なお、超広角レンズの性能は競合デバイスよりも優れているとのこと。
カメラ機能にSiri(機械学習機能)を活用か
Appleの強みはハードウェアとソフトウェアの連携力。次期iPhoneはトリプルレンズを搭載するだけではなく、カメラ機能にSiriの機械学習機能を活用する計画があるそうだ。
これが具体的に何を示唆しているのか、どのような機能が提供されるのかについては分かっていないそうだが、機械学習機能を活かしたシーン認識機能などは競合も導入していることから、さらに高性能化するであろう次期モデルのチップの処理能力があれば、リアルタイムでシーンを識別し、カメラ設定を最適化してくれるようになるかもしれない。