保育園のお遊戯会、我が家の記録係としての反省会（2023年版）

長女と次女の通う保育園で開催されたお遊戯会を記録してきた。長女は年長であり、今年が最後。娘と同級生にはそれほど分かっていなかったようだが、親たちは始まる前から号泣前提で会場に入っていった。よく泣いているママ友に「今日はバスタオル持ってきましたか？」と声をかけると「バスタオルは持って来れなかったけど、タオル3枚持ってきたよ！」と言っていた。ガチじゃん。

調べたところによると、一昨年は記録を残していたが昨年は何も書いていなかった。今年の撮影に向けて準備をするにあたり、誰よりも自分自身がこれらの情報を頼りにしていた。今後のために娘達の成長記録とともに機材や設定、撮影体制などを記録しておく。

持参した機材と反省点

持参した機材や各種設定

持参した機材は以下のとおり。

• EOS R3（動画撮影用）
  • RF70-200mm F2.8 L IS USM
  • Ulanzi ZERO Y
• EOS R5（動画撮影用）
  • RF24-70mm F2.8 L IS USM
  • Manfrotto Befreeアドバンス
• EOS R6 Mark II（写真撮影用）
  • RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

当初の予定では、iPhoneで4K/30fpsのlog撮影で定点中央、ズームと左右に振る用としてEOS R3、会場端から斜めの画角でEOS R5で撮影する計画だった。しかし結果的にEOS R5を定点のメインカメラ、EOS R3をズームとパン用のカメラで動画は撮影。三脚も隣同士に設置し、2台のカメラを行き来しやすいようにした。

動画の画角を変える必要がないときは、EOS R6とRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMを持って会場後方を猛ダッシュ。園児全員をまんべんなく網羅できるよう、意識的にシャッターを切った。

撮影の反省点

写真はEOS R3で撮影したかった

EOS R6 Mark IIのAF性能は安定感があり歩留まりは高かったが、ボディが小さいため長時間撮影していて指先が疲れた。ALL-Iで動画撮影を統一したいと思ったためEOS R6 Mark IIを写真用カメラに指定したが、IPBでも良かったかもしれない。

EOS R5が熱停止

もう二度とEOS R5を使わないと心に誓った。動作不良、センサー故障、オーバーヒートと続き、仕事用カメラとしては一切信用が置けない。

また電池持ちも不十分。これならばEOS R5を下取りにEOS R3をもう1台追加するべきだった。来年に登場するであろうEOS R1の軍資金として活用させてもらおうと思う。

iPhoneが動作せず、外部SSD記録も不安定

評判の良いiPhone 15 Proのlog撮影を活用し、外付けSSDに保存しながら作業する予定だったが、当日になってiPhoneの外付けSSDが認識したり、しなかったりで動作が不安定になった。終いにはカメラが起動せず、役立たずに終わった。

個人的に画質を試してみたかったが、時間に余裕がない中で準備をしていた関係で復帰を待つ余裕がなかった。log撮影なんて欲張らずに、ただそのまま撮っておいても良かったかもしれない。

RF100-300mm F2.8 L IS USM＋EXTENDER RF2xが欲しくなる

RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMも良いレンズだが、室内では暗く、背景とのセパレーションが甘い。必要かどうかでいうと確実に不要だが、自己満のためにあっと驚く写真を撮りたかった。

同様のリーチであれば、RF100-300mm F2.8 L IS USMとEXTENDER RF2xもアリだろう。しかし子どものお遊戯会に野鳥撮影のような装備で登場するのは、考えものだ。

左右に振る映像は練習が必要

今回は園児達のアップも楽しめるように、要所要所で左右に振りながら撮影した。それなりに撮影できた部分もあるが、手振れが酷く使い物にならない撮影も多かった。編集後に手振れ補正を適用するつもりだったが、Final Cut Proで「マルチカムクリップ」として編集したことで項目が表示されなかった。何か適用する方法があれば、コメント欄で是非教えてもらいたい。

4K＠30fpsは良い感じだった

反省点のまとめだが、良かった点も書いておこう。

1年目の反省点を活かし、今年は4K＠30fpsで撮影。データ容量は膨大だったが、4Kテレビや5K2Kディスプレイなどで映される映像はやはり綺麗だ。

中央に2台配置は良かったかも

本来は左右にカメラを配置し3アングル撮影をしたかったが、1人で確認するには無理があり、撮りっぱなしにするにはリスクがある。中央に2台を配置し、1つ目は広めの全体画角、2つ目はズーム用に配置したのは良かった。特にズーム用のカメラを用意しておくことで園児達の表情がよく見え、親御さんらにも好評だった。

娘達の写真や動画を後日編集しながら時間差で泣くパパ

娘達のパフォーマンスは、昨年と比べて成長を感じさせる素晴らしいものだった。次女は他のクラスメートがふざけたり、踊らなかったり、好き勝手行動する中でも、しっかりと音楽に合わせて踊り、歌い、台詞を大きい声で話していた。

長女は年長ということもあり、学年全員がしっかりと役割を担い、パフォーマンスとして成り立っていることに感動を覚えた。演技中は涙を流すことなく終えられると思っていたが、最後に学年全員が先生に名前を呼ばれるシーンでまさかの号泣。完全に不意打ちだったので思わず涙で冷静さを失い、呼ばれているシーンで子ども達にズームするのを忘れてしまった。まあこれは仕方ない。

娘達は覚えた踊りを披露することが大好き。予め先生に使っている楽曲を教えてもらい自宅で流していたため、毎日のように自発的にダンスを披露してくれていた。きっとその成果が出たのだろう。

長女の学年では「ガチな機材で撮るパパ」というステータスをもらっていたため、写真だけではなく動画の撮影にチャレンジした。色々とトラブルもあり、理想には及ばない仕上がりとなってしまったが、親御さんには喜んでもらえたようで何よりだ。

娘達が小学生になっても「やたらとガチで撮るパパ」のステータスを確立していけるよう、腕を磨いていきたい。