【レビュー】「Aer Travel Pack 2」にヒップベルトを追加した結果、肩の負担軽減が体感できた
不要な時には取り外し可能なヒップベルトだが、装着したままでも邪魔にならないサイズでフィット感も良好
使い勝手の良いポケットが多数用意され、型くずれせず、大容量という、僕がバックパックに必要とする諸々の条件をクリアしていることから、メインのバックパックとして活躍している「Aer Travel Pack 2」。旧モデルになかった機能として、オプションで購入できるヒップベルトを装着することができる。
国内では在庫切れの状況が続いているが、米国版の公式サイトでは在庫があることを発見。「Aer Travel Pack 2」のカラーに合わせ、グレーのヒップベルトを取り寄せた。
金曜日に注文し、月曜日祝日だったこともあり火曜日には届いていた。転送業社などを使う必要もなく、配送先を英語で書くことさえできれば国際輸送費用が1,000円ほど上乗せされるものの、確実に届く。僕の場合は佐川が配送してくれた。
ポケットも無し、シンプルで十分なクッション性
これが取り寄せた「Aer Travel Pack 2」用のヒップベルト。作りは至ってシンプルで、両サイドをつなげる大きいバックルがあり、ヒップベルトそのものにはポケットなどはない。
ヒップベルトは取り外し可能となっているが、「Tortuga Setout」や「Tortuga Outbreaker」などのようにベルクロテープではなくクリップ型となっているため、頑丈ではあるものの着脱は少し手間が掛かる。
固定していない状態だとヒップベルトが重さに負けて前に垂れてしまうが、ヒップベルトそのものが腰回りに巻きつけられる前提で最初から少し丸みを帯びているため、よほど狭い通路でなければ身体に近い位置で固定されるはず。
装着すると僕の身長(167cm)に対してわずかに低いような印象もあるが、少し意識的に高く装着すれば問題なし。
基本的にはそのまま装着しているが、たまに高さを変えてフィット感を調整している。
フィット感は非常に良く、腰で荷物をしっかりと支えていることが感じられる。僕の荷物は、15インチ型MacBook Pro(2019)に変えたことによって8kgは超えているはずなので、ヒップベルトがあるだけで肩への負担は軽減されていることが実感できる。
ヒップベルトの欠点は、装着している状態が格好良いとは言い難いこと。ただ、僕のように重い荷物を背負っていると見た目よりも大事なことが出てくる。
「Aer Travel Pack 2」のショルダーストラップや背中のパディングなど、サスペンションシステムに関してはTortugaのバックパックには到底及ばないものの、日常的に使うバックパックとしての機能性はピカイチで容量も十分。ヒップベルトが追加できたことによって今まで以上にこのバックパックが好きになった。
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