MacBook Pro(2018)のTrue Toneは「f.lux」と競合する模様
まさか買ったばかりの「MacBook Pro(2018)」がこのような状態になるとは思っていなかった。それも、15インチモデルのUltimate仕様。店頭で購入できる最も高いモデルが、購入して1日でディスプレイが故障するとは、さすがの僕も予想していなかった。
いやぁ、まさかMacBook Pro(2018)を買って1日で壊れるなんて、思わないよなあ?
まさかねぇ??いやいやいや、まさかねぇ???
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— g.O.R.i(gori.meの中の人) (@planetofgori) July 18, 2018
この現象が起きた当初は「Core i9」の排熱問題が話題になっていたこともあり、CPUとGPUが排熱で早々に壊れたと思った。起動すると凄まじい勢いでCPUが音を上げていることもあり、何かしらCPUに問題があると思っていたのだが、原因はアプリケーションにあった。
ディスプレイの色合いを調整する機能がバッティングか
アプリケーションに原因があると気づいたのは、15インチ型MacBook Pro(2018)を返品した後だった。
その時の僕はやはり「Core i9」モデルには問題があるとしか思えず、返品して同じ15インチモデルではなく13インチモデルに買い換えることに。帰宅してTime Machineバックアップからの復元を終え、いざ起動してみるとなんと同じ現象が13インチでも出現。
全身から嫌な汗が吹き出しながらもなんとか夕食を食べ、冷静になってハードウェアの問題ではない可能性が高い、と判断。ディスプレイに関する項目のオン・オフを切り替えつつ、ふと「f.lux」を終了してみることに。
その瞬間、なぞの青緑模様は消え、本来あるべき表示に戻った。今は買った13インチモデルを問題なく使うことができている。
僕はディスプレイに接続する際にはクラムシェルモードで使用しているため、「Blackmagic eGPU」を経由して外部ディスプレイを出力している際にはこの不具合に遭遇することがなかった。
起動直後や日中使っている時に問題がなかったのも、「f.lux」による色温度の調整が行われていなかったからではないかと予想している。僕の場合、色味が変わるのは夜頃になるように設定していた。
True Toneを最初から無効化した場合は通常通り動作するのか、True Toneディスプレイを搭載したMacでは動作しないのかは確認できていない。
よって、ハードウェアではなくソフトウェアが原因だと分かり、無駄に15インチモデルを返品してしまったが、久しぶりに触る13インチも2コアから4コアに進化し、非常に魅力的なマシーンになっている。
実際に「Blackmagic eGPU」と組み合わせて使っているが、非常に快適。複数ディスプレイの出力も問題なく、普段の作業も15インチモデルと特に大きな変化は感じない。
ただ、13インチモデルでも「f.flux」が有効になると画面が崩れる。愛用している人も多いかと思うので、導入している人は無効化するか、何かしら回避する方法を考えましょう(僕は怖くてすぐに消した)。
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