iPhone SE（第2世代）、通知の触覚タッチに非対応

iPhone SE（第2世代）は、通知のHaptic Touch（触覚タッチ）に対応していない。触覚タッチとは、画面の長押しでサブメニューなどを表示できる機能だ。

iPhone 8は3D Touchを搭載し、通知を強く押し込むことで内容を確認できたが、iPhone SEは通知を長押ししても何も表示されない。同じく触覚タッチを搭載しているiPhone 11シリーズでは、通知の長押しで内容が確認できる。

通知センターで利用できないのは「仕様」、今後修正する予定もなし

Appleサポートに確認したRedditユーザーによると、触覚タッチが通知で作動しないのは仕様だという。ソフトウェア・アップデートで修正する予定もないそうだ。

なおホーム画面やSafariなどでは、触覚タッチは動作する。

LINEで既読を付けずに内容を閲覧する方法

通知の触覚タッチは無効化されているが、iPhone SE（第2世代）でLINEの”未読スルー”は可能だ。YouTubeチャンネル「Appleが大好きなんだよ」の検証によると、ロック画面および通知センターでは通知を左方向にスワイプすると出現する「表示」のタップで、既読を付けずにメッセージ内容を確認できる。

ホーム画面上でLINEの通知ポップアップを受信した瞬間は、触覚タッチが利用可能だ。画面上部に出現するポップアップは長押しすることができ、内容も確認できる。ポップアップが消えて通知センターに移動した場合、触覚タッチは利用できなくなるが「表示」から内容を確認できる。

LINEアプリ内のメッセージ一覧から、スレッドの長押しで”未読スルー”もできる。ただし文章が長い場合、全文が収まらないため注意が必要だ。

iPhone SE（第2世代）レビュー