「iPhone XS Max」の部品原価は443ドルか
「iPhone X」の部品原価は357ドルであると推定されているが、より大きい有機ELディスプレイを搭載している「iPhone XS Max」の部品原価は果たして一体いくらなのか。
Reutersが報じているTechInsightsの調べによると、「iPhone XS Max」の256GBモデルの部品原価は約443ドルであると発表している。
3D Touchに関する一部部品を取り除くことでコスト削減
調査によると、Appleは最新モデルにおいて「3D Touch」に関する一部部品を取り除くことに成功。これらが1台あたり約10ドルのコスト削減に貢献しているという。
使用されている部品の中で最も高価なのはやはり有機ELディスプレイとのことで、費用は80.50ドルと推定。「iPhone X」のディスプレイは77.27ドルだったことから、大きい分の費用が掛かっていることが分かる。
他にもモデムチップや「A12 Bionic」チップの開発コストが昨年の「iPhone X」よりも高くなっていると予想できる。ステンレススチールフレームも筐体が大きい分、費用が比例していると考えられる。
443ドルはあくまでも予想の部品原価。これらに研究開発費用やマーケティングに関する費用は全く含まれず、これらの情報から正確な利益率を算出することはできないが、部品原価に対する価格は約3倍。次の決算発表が楽しみである。
「A12 Bionic」は”すごいヤツ”なのだ
(via 9to5Mac)もっと読む
2018.09.18
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