Macを買ったら最初に設定する項目一覧
最近周りにMacユーザーが増えてきた。僕もMac歴は大して長くないのだが、もう二度とWindowsなんかで作業なんて出来ない。買った人に、「最初にするべき設定とかってありますか?」と言われることが多くなってきたので、まとめてみた。
まず、僕が使っているMacBookは以下。それぞれメモリを増強したりHDDを改装したりしているので、変更した点は色を変えておく。
- MacBook Air 11in. 1.2GHz 4GB 64GB
- MacBook Pro 13in. 2.26GHz 4GB 320GB
- MacBook Pro 15in. 2.4GHz 4GB 200GB(7200rpm)
▽MBP15はあまりにも昔のモデルだったので置いてなかったが、それ以外のモデルの標準スペックはこちらからどうぞ。
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大まかに初期設定、インストールする拡張機能、インストールするアプリケーションの3項目について書きておく。
初期設定
- スクロール速度の高速化
- 言語環境の英語化
- ファンクションキーの有効化
- Expose・Spacesの有効化
- Dockを隠す
Macを買った際には、大体上記の5項目を設定している。具体的には以下のポストにまとめてあるので、ご覧ください。ちなみに、あくまでも僕のMac達の設定であり、言語環境の英語化に至っては完全に僕の趣味なので、ご了承くださいませ。
インストールする拡張機能
Google IME
最初Macを手にしたときに一番がっかりしたのはMacの日本語IMEである「ことえり」。学習機能も乏しく、デフォルトのロジックも酷かったので、2009年にGoogle IMEがリリースされて以来はずっとGoogle IMEを使用している。
Google IMEはシンプルで使いやすい。辞書登録も簡単だし、何よりも変換の精度がことえりの何倍も良い。特に僕のようなWindows上がりのユーザーはことえりの方が馴染みやすいような気がする。
Growl
Macの画面端から通知ボックスが表示されていれば、恐らくそれはGrowlだろう。Growlはアプリケーション毎にイベントの通知をしてくれる、通知拡張機能である。僕はMailの通知やTwitterのMentionやMessageの通知などが表示されるようにしている。ちなみに、僕は色々と試行錯誤した結果、今のところ右下に通知を表示させるのに落ち着いた。
Witch
MacはWindows同様にAlt+Tabでアプリケーションの切り替えが出来る。ただ、それはあくまでもアプリケーションの切り替えであり、Windowsのように、例えばSafariを2つ開いていても、Alt+Tabで切り替えることは出来ない。
それを可能にするのがWitch、という拡張機能。インストールしたら、特にそれ以降、設定を変えたことは無い。
Perian
Quicktimeのデフォルトだと対応していないようなコーデックに対応させてくれる拡張機能。動画を見る機会が多い人は入れておいて損はないはず。
Quicklook拡張プラグイン
Macの大きな特徴はQuicklook。Windowsだとエクセルファイルにしろ画像にしろ、内容を表示するために一度アプリケーションを立ち上げなければならない。Macの場合はファイルを選択肢、Spaceを叩くだけでそのファイルをQuicklookすることが出来る。
この機能、デフォルトでも多くのファイルが閲覧可能なのだが、下記ファイルを該当ディレクトリに入れるとZIPファイルを解凍せずに中身がみれる等、さらに便利になる。
- Folder.qlgenerator:フォルダの中身を表示してくれる
- Archive.qlgenerator:ZIPファイルの中身を表示してくれる
ファイルをダウンロードして、展開したら、「.qlgenerator」という拡張子のファイルがあるはずなので、以下のフォルダに入れるべし。もし、フォルダがなかったら、「QuickLook」というフォルダを自分で作って入れてしまえば大丈夫。
どのユーザーでも使用可能… Library/QuickLook/
個別ユーザーでのみ使用可能… Users/ユーザ名/Library/QuickLook/
インストールするアプリケーション
Echofon
Mac App StoreでTwitter純正アプリが話題になっているらしいが、間違いなくEchofonの方が日本人のTwitterの使い方に適している。Macを最近買ったTwitterユーザーなのであれば、迷わずにEchofonをダウンロードしよう。
ショートカットキーを覚えると使い勝手が格段とよくなるので、こちらをどうぞ。
▽ダウンロードはこちら
AppCleaner
Macを使い初めて困るのは、アプリケーションのアンインストール方法。インストールはApplicationsのフォルダに入れるだけなので非常に簡単だが、アンインストールは削除するだけでは、関係するファイルがLibrary等に残っている可能性がある。そこで、AppCleanerをインストールし、アンインストールしたいアプリケーションはしっかりアンインストールすべし。
Reeder
話を聞いていると、iPhoneを使っていて、自分のPCが古くなったからMacを買った、というユーザーが非常に多い。そのようなユーザーでもしかしたらiPhone版のReederという、RSSアプリを使っている人もいるかも知れないが、ここで紹介するReederはそれのMac版である。2011年1月10日現在ではまだDraft 9なので正式版ではないのだが、十分実用性に耐える出来となっている。快適にGoogle ReaderでFeedを消化したい人はダウンロードしてみるべし。
Reederのレビューは以下のポストからどうぞ。
▽ダウンロードはこちら
Coteditor
MacにデフォルトでインストールされているTextEditは予想以上に高性能なのだが、CotEditorはよりエディタとしての機能をさらに強化したアプリケーションとなっている。頻繁に使っているわけではにが、簡単なコーディングをしたい時はかなり重宝している。
余談だが、現在は元の開発者が違う方にバトンタッチしたようだ。シンプルで使い勝手の良さで定評のあるCotEditorなので、特に何かを求めているわけではないが、開発がまた再開することをのんびり願っている。
Notify
Notifyはメールの通知を管理するオシャレなソフトウェアである。MenuBarに常駐させておくだけで、通知は当然のこと、本文の閲覧、返信、削除まで幅広くこなす事ができる便利な常駐型アプリケーションである。
以上が初期設定、最初にインストールすべき拡張機能とアプリケーションです。ChromeやFirefox、Evernoteなどの一般的に認知されているアプリケーションを載せていないのは、あえて書かなくても使う人はインストールするし、使わない人はインストールしなくても困らないから。
最後に、AppBankの @entrypostman さんも元WindowsユーザーでMacユーザーになったようなので、こちらの記事もどうぞ。
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