MacのFinderでファイルパスをメニューバー上に表示する方法
MacのFinderでファイルパスを表示する方法として、「パスバー」を常時表示しておく、という方法がある。Finderを開き、キーボードショートカット「alt/option + command + p」を実行するとFinderの下部に現在どこのファイル階層にいるのかが分かる。
基本的に僕自身もこれを常時表示しているが、ファイル名・フォルダ名が長い場合や階層が深い場合は、マウスカーソルを重ねなければ肝心なファイルパスが確認できない。フォルダ名が表示されているメニューバーを右クリックすると階層が表示されるが、階層が見たい人はきっとマウスを重ねることさえも面倒に思うはず。
ファイルパスを表示表示し、いつでも簡単に確認できるようにしたい。その思いを叶えるターミナルコマンドがあるので、紹介する!
Finderの最上部でファイルパスが確認可能に
「ターミナル」アプリを起動し、下記コマンドを入力する。
defaults write com.apple.finder _FXShowPosixPathInTitle -bool YES
実行後、下記コマンドでFinderを再起動する。
killall Finder
Finderの画面上部に注目してもらえれば分かるが、開いているフォルダのファイルパスがメニューバーに表示されていることが確認できる。
個人的にこれを重宝している理由は、深いファイル階層でもファイルパスが一目で確認できるから。以下のように、通常のパスバーであれば大部分がアイコンだけになってしまっているところを、すべて表示してくれている。
なお、このファイルパスを取得する場合は下記記事を参考にどうぞ!
デフォルトの状態に戻す方法(YES → NO に変更、実行)
ファイルパスを表示すると見やすくはなるものの、Finderとして美しさは失われる。デフォルトの状態にしたい場合は、先ほどのコマンドの文末を「YES」ではなく「NO」に変えるだけ。
以下、コピペ用。
defaults write com.apple.finder _FXShowPosixPathInTitle -bool NO
もちろん、Finderの再起動コマンドもお忘れなく。
killall Finder
Macの便利な使い方は下記記事やこちらのまとめページを参考にどうぞ!