防水レザー製バッグパック「AMARIO crum BP」【クラファンEXPO’19 Spring】
日本ポステック株式会社が5月18日に開催した「クラファンEXPO’19 β版」にて、株式会社サカンの防水レザー製バッグパック「AMARIO」が出展されていた。
同製品は、ガジェット専用ケースOEMメーカーであるサカンが立ち上げた現代の道具を持ち運ぶためのバッグ。ガジェットを快適に収納できることを想定した作りであるのにも関わらず、素材には防水加工されたレザーを採用している点が魅力であり、特徴。
11インチ、13インチ、15インチのノートパソコンが収まる異なる3つのサイズが用意されているが、巨大バックパックに目がない僕は最も大きいサイズを試させてもらった。
背負い心地は良好、ポケットは少ないがあるものは便利
実際に背負ってみた(写真のモデルはLinkman)。ショルダーストラップは肩の上を覆うようなデザインとなっていて、フィット感は良好。
一方、背中側のクッション性は空気の流れを考慮した作りではなく、チェストストラップも用意されていなかったため、荷物を詰め込むと背中は蒸れ背負い心地の快適度は落ちる可能性がある。
僕が今回試した「crum BP」の収納容量は最大35リットル。わずかな荷物量しかいれていないため、詰め込んだ状態での背負い心地は不明。
PC用ポケットには大きめのポケットが2つ、ペン入れが2つ、反対側には固定バンドが取り付けられたPCポケットが用意されていた。
ガジェット用を謳う割にはポケットの数が少ない印象を受けたが、ありすぎてもどこに何があるのか分からなくなるので、一般的にはこのぐらいの方が良いのかもしれない(僕は機能性不足だと感じる)。
PCポケットは底面よりも少し高い位置でポケットが終わるフォルスボトムが採用され、安全性が確保されていた。素晴らしい!
ただし、防水レザーを使用しているのにも関わらず、PCポケットに使用していたファスナーが止水仕様ではなかったのは残念だった。ガジェット収納はPCポケットにまとめられているので、せめてそこだけ止水にした方が製品としてのコンセプトに一貫性があったように感じる。
メインのポケットはロールトップとなっていて、上品なクリップで固定する形に。ロールトップそのものはボタンで固定できる。
サイドポケットも用意され、ペットボトルを収納する場所はバックパックの中にある。クリーンな見た目だからこそ、この構造は重要。
特徴的なのは、バックパックの下半分。専用のガジェットポーチを入れる場所が用意され、ロールトップからアクセスできるメインポケットと独立して使うことができる。
メインポケットとはファスナーで分けられているため、必要に応じてバックパックの長さをすべて使うこともできる。説明ではカメラ機材をこのポケットに入れることも想定していると説明していたが、底面に特別なクッション性があるわけではないのでそのような使い方をするのであれば、しっかりとクッション性のある素材を敷いた上で使うことを推奨する。
厳しい指摘もしたが、バックパックとしては型崩れもせず、レザーのバックパックながらガジェットを収納できるのはとても良い。一般的なガジェット収納ポケットが用意されているバックパックは上品というよりもアクテイブなデザインを採用していることが多いが、これであればスーツ姿などにも合いそう!
上下にバックパックが分かれているのは使い勝手が良く、個人的にはカメラを入れるのはおすすめできないが、着替えなど壊れる心配のない荷物を入れておくにはとても良い。
現在、クラウドファンディングサイト「Makuake」で目標額50万円のところ、150万円を突破。プロジェクトは記事執筆時点から10日後に終了予定となっているので、気になる人は下記からどうぞ!