昔使っていたApple Watchは睡眠管理用として使おう

Apple Watchは、watchOS 7で待望の睡眠管理機能が実装される。2020年の新型Apple Watch（Apple Watch Series 6）の電池持ちが向上する可能性はあるが、24時間以上使い続けられるとは考えづらい。

電池不足を補うためには、「睡眠間利用Apple Watch」の用意が手っ取り早い。「Apple Watch Series 6」に買い換えを予定している人は現在使用しているApple Watchを手放さず、「寝る時専用」として使い続けたほうが良い。

バンドの取り替えもなし、電池持ちの心配も不要

2台目のApple Watchを用意すれば、電池持ち以外に普段使いと睡眠時に着用するバンドを分けられる。普段はNOMAD Titanium Bandまたはラギッド・アーマー プロを使用しているが、寝ているときは肌触りの優しい(PRODUCT)REDスポーツループを使用している。バンドを変えるのは容易だが、毎晩変えるのは面倒だ。

　

iPhoneのWatchアプリは、複数のApple Watchの使用を想定した機能も用意されている。装着したApple Watchを検知し、自動的に切り替わる。寝る前、少し早めに睡眠用のApple Watchを装着しても、各種通知やアクティビティの進捗は記録され、同一のアカウントに反映される仕組みだ。

僕はデスク横に設置したBOOST↑UP ワイヤレス充電ドックでApple Watchを充電。始業と終業のタイミングでApple Watchを付け替えている。朝はApple Watchを電池残量100％で使い始められ、寝るときは心地良いApple Watchバンドにすることができる。

睡眠を管理することで向上する日中のパフォーマンス

睡眠管理は、レム睡眠とノンレム睡眠の時間を見て満足するだけのものではない。睡眠時間とパフォーマンスの関係性が把握できる。

僕は睡眠管理アプリ「AutoSleep」を数ヶ月前から使用している。記録された睡眠データによると、6時間半以上寝ると1日を通して高いパフォーマンスを維持しやすいが、5時間半より短い場合はパフォーマンスが発揮しづらいことがわかった。娘たちに6時過ぎには強制的に起こされるため、6時間半の睡眠を確保するためには23時半までに寝ることが理想だ。

子育てをしていると、毎日が一瞬で過ぎ去っていく。自分のやりたいことを達成するためには日中のパフォーマンスが重要であり、その源の1つである良質な睡眠は欠かせない。

Apple Watchに睡眠管理機能が追加されることで、規則正しい生活を心掛ける人が増えると期待したい。