ARMチップ搭載のMac、早ければ2020年に登場か?!
iPhoneやiPadに搭載されているAppleの「A」チップは、現時点でGPU性能がMacBook Proに匹敵し、ブラウザ向けベンチマークスコアがiMac Proを上回っていると言われている。もういっそのことMacに搭載してほしい。
Ming-Chi Kuo氏によると、ARMチップ搭載のMacは早ければ2020年までに登場すると予想している!
Apple Carにも3nmまたは5nmプロセスのAチップ搭載か
Appleの「A」チップは引き続きTSMCが独占的に製造を担当する見通し。Appleが求める高い品質と製造能力を唯一実現できるメーカーとして、今後もより関係性が強まると考えられる。
Bloombergも今年4月には早ければ2020年までにIntelから自社製に乗り換えるとしていた。社内で「Kalamata」と呼ばれ、MacがiPhoneやiPadの操作が互いに近づき、シームレスに動作することを目指していると伝えられている。
Appleの独自チップに切り替えればIntelに依存する必要がなくなり、Macも定期的にアップデートされる可能性がある。
期待が高まる一方で、ARMチップ搭載のMacはこれまでに何度も噂されているが、先送りされ続けている。
2014年5月には同年7月に登場する可能性があるとされ、その後8月には「A10」チップを搭載して早ければ2016年までにリリースされると言われていた。2017年にはARMベースのMac用チップ「T310」を開発していることがBloombergに報じられていた。
「Apple Car」に関してもAppleは独自チップを搭載する見通しで、Kuo氏は3nmまたは5nmプロセスのものを採用すると予想。高度自動運転を意味する「レベル4」または完全自動運転を意味する「レベル5」の自動運転技術に対応した自動車が提供されるとのこと。