iTunesでダウンロードした音楽をローカルから削除する方法
iTunesは何かとデータをMacのストレージを圧迫しがち。確かにiPhoneのバックアップデータを外付けドライブに移動し、iTunesのデータを外付けドライブに移動すればMacのストレージ容量は節約できるが、可能であれば内蔵ストレージに残しておきたい、という人もいるはず。
先日、Macのストレージ状況を見てiTunesそのもののデータ量が予想以上に多いことに気がついた。確認してみたところ、おそらく過去にダウンロードしてローカルで再生可能にしていた音楽データやPodcastデータが原因であることが判明。
僕はすべての音楽を「Apple Music」と「iCloudミュージックライブラリ」で管理しているため、ローカルでデータを持っておく必要がない。そもそも音楽を再生する時はWi-Fiに繋がっていることが多いため、ローカルにデータがなくても音楽が快適に再生できる。
同じ条件の音楽ライブラリを無駄にMac内に持っている人向けに、本記事ではiTunesでダウンロードした音楽をローカルから削除する方法を解説する。
「ダウンロードしたものを削除」で内蔵ストレージを節約
iTunesの音楽同期機能は一見シンプルに見えるが、機能を継ぎ足し続けた結果、見た目はシンプルで中身は複雑というとんでもないソフトウェアになってしまった。例外条件、ありすぎ。
そのため、今回はあくまでもiTunesの音楽ライブラリを「Apple Music」と「iCloudミュージックライブラリ」で管理している人の場合、ということに限定しておく。
方法の解説、と言ってもやることは右クリック1回、クリック1回で済む話。音楽ファイルをすべて選択(command + a)し、「ダウンロードしたものを削除」を選択すると、これまでローカルに保存されていた音楽ファイルがすべて消去される。たったこれだけだ。
音楽やPodcastをすべてローカルから削除する前のストレージ状況はこちら。
削除後はこちら。17GB近くのストレージ容量を確保することに成功した。
僕はこの状態で全く不自由していないが、「音楽ライブラリこそ我の人生」という熱い人は何が何でも「Time Machine」でMacのバックアップを取った上で上記手順を試すことをおすすめする。
また、今回はライブラリをまとめて選択した上でローカルからデータを削除したが、まとめてやるのが不安、という人は優先度の低い楽曲のみ「ダウンロードしたものを削除」を試してみた方が良いかもしれない。