Macの長すぎるスクリーンショットのファイル名を変更する方法
Macでスクリーンショットを撮影する時、日本語環境であれば「スクリーンショット 2015-03-25 18.19.23」のようなファイル名が自動的に付与される。
このファイル名、いくら何でも長すぎないだろうか。連続でスクリーンショットを撮ってもファイル名が被らないように日付と時間が含まれてしまうのはまだしも、冒頭の「スクリーンショット」はどうにかならないのだろうか。
調べてみたところ、実はターミナルに1行のコマンドを打ち込むだけでスクリーンショットファイル名の「スクリーンショット」の部分を好きな文字列に変更することができることが分かった!やはり何事も諦めるべきではない!前向きに取り組むべきなのだ!
本記事ではMacの長すぎるスクリーンショットのファイル名を変更する方法を紹介する!
ターミナルを立ち上げ、好きな文字列を指定して変更
ターミナルと言われると、背筋が寒くなるような恐怖心を感じる人もいるかもしれない。確かに会社のエンジニアと呼ばれる精鋭たちがあり得ないような姿勢で椅子にもたれ掛かり、日々画面に向かって時折指をさしつつ終始ブツブツ言いながら見ているアプリケーションのことだ。
でも、大丈夫。今回はたった1行で終了する。「アプリケーション」フォルダの中にある「ユーティリティ」フォルダを開き、「ターミナル.app」を起動。
ファイル名変更のコマンドをチェック
以下にいくつかのパターンに沿って解説するが、まずは基本となるコマンドを載せておく。
defaults write com.apple.screencapture name "ここにファイル名冒頭の文字列"
「ここにファイル名冒頭の文字列」と書かれているところに好きな文字を指定し、エンターキーを叩けばファイル名が変更される。
それではいくつかのパターンで試してみよう!
ファイル名の冒頭部分を「screenshot」に変更する場合
まずはファイル名の冒頭部分を「screenshot」に変更してみる。先ほどのダブルコーテーションの中の文字列を「screenshot」に変えてみる。
コピペ用コードは以下。
defaults write com.apple.screencapture name "screenshot"
するとどうなるか。これまで「スクリーンショット」と書かれていたスクリーンショットのファイル名が「screenshot」で始まっていることが分かるだろうか。
ファイル名の冒頭部分をそもそも無くしたい場合
そもそも「スクリーンショット」も「screenshot」もいらない、とい人は思い切ってダブルコーテーションの中を空にしましょう。
コピペ用コードは以下。
defaults write com.apple.screencapture name ""
すると、ファイル名は以下のように変わる。その前に「screenshot」を指定したスクリーンショットと見比べてみるべし。
見慣れた「スクリーンショット」に戻す方法
意気がって「screenshot」を付けてみたり、そもそも冒頭の文字列を消してみたりしたが、やっぱり見慣れた「スクリーンショット」がある方が落ち着くという人もでてくるかもしれない。その場合は「スクリーンショット」と入れて実行すれば元通り!
コピペ用コードは以下。
defaults write com.apple.screencapture name "スクリーンショット"
スクリーンショットを撮影する度に「スクリーンショットのファイル名が長くて鬱陶しい!」と感じる人は上記方法で変更してみてはいかがだろうか!
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