12インチ型MacBookの下位モデル、「iPad Air 2」と同等のCPU性能
【img via Six Colors】
12インチ型MacBookはMacBook AirにRetinaディスプレイを搭載したMacBook Airではない。この新しいデバイスを未来を提示したApple渾身のネットブックなのだ。遠くない未来にはMacBook Airと変わらない性能になると思うが、これまで明らかになっているベンチマークスコアを見ての通り、まだまだそのレベルには到達していない。
どのような人が買うべきかについては上記記事にも書いているが、一例としてiPadにキーボードを付けて作業しているような人に向いているのではないかと考えている。
Six Colorsによると、なんと12インチ型MacBookのGeekBenchベンチマークスコアは「iPad Air 2」と同等であることが明らかになった!
1.1GHzモデルの性能は「iPad Air 2」とほぼ同じ
この事実を「残念」と捉えるか「十分」と捉えるかは人によって異なるだろう。大前提としてトラックパッド/キーボードによる操作を前提としたOS Xデバイスと、タッチ操作を前提としたiOSデバイスという大きな違いがある。
同程度のスコアとは言ったものの、さすがにシングルスコアは12インチ型MacBookの勝ちだ。新しいMacBookは「2416」だったのに対し、「iPad Air 2」は「1814」。一方、マルチコアスコアになると1.5GHzのトリプルコアCPUである「A8X」チップを搭載する「iPad Air 2」が奮闘する。MacBookは「4571」だが、「iPad Air 2」」はなんと「4500」。ほとんど差が無い。
詳しくは以下のグラフをどうぞ。長い方が高性能を意味する。
【img via Six Colors】
今回テストされているデバイスは12インチ型MacBookと「iPad Air 2」の他に13インチ型「MacBook Air (Mid 2012)」の「Core i5」モデル、11インチ型「MacBook Air (Mid 2013)」の「Core i7」モデル、そして11インチ型「MacBook Air (Mid 2011)」の「Core i7」モデルの合計5台。12インチ型MacBookは11インチ型「MacBook Air (Mid 2011)」の「Core i7」モデルを下回るプロセッサー性能であることが分かった。
正直、動作が重いことに定評がある「OS X Yosemite」が「iPad Air 2」と同等のCPUで果たしてまともに使えるのかという不安はあるものの、各メディアが公開しているレビュー記事を読む限りではライトな作業をする分には全く問題ないと結論付けていることが多い。
僕自身の使い方で事足りるかは実機が届いてから入念に試していきたいと思うが、個人的には今回のベンチマークスコアを見て1.1GHzの下位モデルでも十分だが、念のために1.3GHzにアップグレードしようかと思う。
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(via Six Colors)