週刊ゴリミー:エムバペに全力を尽くした1週間、その裏側
今週はエムバペ選手来日に合わせて命を削った1週間だった
「週刊ゴリミー」では、この1週間で更新したニュースやレビュー記事を振り返る。
ただ、今週は一旦ニュースは下記のまとめを見ていただくとして、世界的に有名な著名人を追う取材の裏側について話したいと思う。
今週は、エムバペ選手来日に合わせて命を削った1週間だった。僕にとってはじめての経験だったが、このような貴重すぎる機会こそ自分にとって成長をもたらすに違いないと確信し、すべての取材に参加することを決めた。
初日はエムバペ選手の来日。友人に協力してもらい、前泊してから羽田空港に4時過ぎに到着し、テレビ局やスポーツ系の大手メディアなどに混じってカメラを構えた。本当に友人がいてくれなかったら確実に現場に時間取りにたどり着けなかったと思う。
取材現場では常に媒体専属のプロカメラマンばかりで、機材が超一流。プレビューで確認している写真を横目で除くと撮って出しも余裕だと思われるレベルの写真しかなく、これが業界の媒体を支えている職人たちか、と思いながら自分も必死に設定を見直した。
あと、みんな使っている機材が連射能力の高い機材で、僕の「Canon EOS 5D Mark IV」では純粋に機能不足を感じた。階段から降りてくる10秒間でベストなカットを撮るのは難易度が高すぎた。今まで連射を必要とする機会がなかったので、とても参考になった。
プロ集団が集まる現場はなんとなく殺伐としていて、お互いのエリアを邪魔すると罵声が飛び交うような環境かと思っていたが、むしろ意外とフレンドリーでみんな普通のおじさん達だった。すべての取材に参加したので最後の方はカメラマンさんにも話しかけていただき、嬉しかった。
もちろん、なるべく早く現場入りし、位置に付いたら周りの方々に挨拶して位置の確認は怠らないようにしたが、やはりどのカメラマンも僕なんかよりも遥かに影響力のあるメディアや媒体なので、絶対に邪魔をしない・迷惑をかけない・必要であれば自分から引くということを心に誓って仕事をした。
そう言えば、とある現場でプロカメラマンと現場を取り仕切るマネージャーらしき人が「公式だ、もっといい場所をよこせ」「その態度なら取材しなくていい、帰れ」と言われているのを見かけて、仕切っている企業の仕事っぷりに感動した。ネットで的はずれな理由で炎上してもビビって即座に屈する大企業は見習って欲しい。
カメラマンが揉めていたのを見たのはこの時だけ。後は、お互いの邪魔にならないように動いて良い範囲を確認したり、画角を共有したり、とても良かった。あと、仕事していない時は普通にいい年をしたおじさんばかりで、それはそれでほんわかしていて良かった。
常に気を張っていたからか、最終日が終わったら完全に抜け殻状態になったのは言うまでもない。まあでもちゃんとジム行って脚トレしたけどね。
それにしてもエムバペ選手は本当に超ハードスケジュールで次々と予定をこなしていたのにも関わらず、常にファンサービスもバッチリでトークも流暢だった。たまにエムバペ選手が1分近く熱く語ってであろう内容を通訳が5秒ぐらいで翻訳していたことがあり、「お前それ絶対ウソだろ」と全力で突っ込まずにはいられないシーンもあったが、人柄の良さが滲み出てきた。
そもそもエムバペ選手はまだ20歳。それなのに自分自身のチャリティをスタートしたり、子どもたちを戯れたり、記者会見に参加したり、本当に人間として出来過ぎだな、と思った。そして何よりも世界が注目するエースストライカー。本当に凄い。
ワールドカップでの活躍はかなり見ていたので本人にこれほど間近で会えたことも嬉しかったし、こんなにハードな取材はここ最近なかったのでとてもいい勉強になった。また来日する機会があったら是非参加させて頂けるように、精進したいと思う。
そしてエムバペ選手がグローバルアンバサダーとして就任したことで勢いを加速させ、BULK HOMMEも世界ナンバーワンのメンズスキンケアブランドになる、という目標を達成してほしいと心の底から思った。頑張って欲しいなあ。
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