週刊ゴリミー：WWDCと新OS発表、Anker新製品発表の連続コンボ

「週刊ゴリミー」では、この1週間で更新したニュースやレビュー記事を振り返る。

今週の主役は何と言っても「WWDC 2019」。iOS 13、macOS CatalinaにくわえてiPadOS 13も登場し、iPadの機能が大幅に強化。ノートパソコンを完全に置き換えるまでの進化とは言えないかもしれないが、僕らユーザーとして進んで欲しい方向に進んでいることは確かだ。

今回の発表を通じて最低限知っておくべきことを以下にまとめておく：

• 「iTunes」というアプリはなくなるが、単に3つのアプリに分割されるだけ。デバイスの同期も、有料楽曲の購入も残る。
• マウス対応は実現されたが、アクセシビリティ機能（身体的に不自由なユーザーが使えるようにするための機能）であり、パワーユーザー向けではない。
• 新型Mac Pro（2019）のベースモデルと純正ディスプレイPro Display XDRは価格が同じ。
• 純正ディスプレイPro Display XDRにはディスプレイスタンドが同梱されていない上に10万円以上もする。
• iPadをサブディスプレイ/液タブ化するmacOS CatalinaとiPadOS 13の新機能「Sidecar」は、新しいMacしか動作しない可能性が高い。

特にマウス対応に関しては、一部で明らかに間違った方向に盛り上がっているので、下手に期待感を高めないように落ち着いたもらいたいところ。できることは増え続けているが、iPadはあくまでもiPadであり、iPadOSになってもその状況は変わらない。

WWDCの基調講演が終了後、今度はAnkerの新製品発表会。大量に発表された新製品の中でも一際目立っていたのは「Anker PowerPort Atom III Slim」だろう。間違いなく売れる。新作ロボット掃除機も想像を超える進化を遂げていて、モップ機能やマッピング機能を追加した「RoboVac L70 Hybrid」は大手ロボット掃除機メーカーも無視できなくなりつつあるはず。

予想以上に反響があったのは目覚まし時計「Wakey」。ありそうでなかったとして言及してくれる人が多かった。

見ての通り、ゴリミーは5月末に大幅リニューアルをしたのだが、このデザインに至った背景や思想についてこの記事でまとめたので、良かったら読んでくださいませ！

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