【2021年】Apple新製品の噂まとめ:スペック・発表時期・価格など最新情報
Appleが2021年に発表すると噂されている、新しいハードウェアの最新情報をまとめておく
Appleは2020年を通じて、新型コロナウイルスに翻弄されながらも、多数の新製品を発表した。
2021年は例年どおり、新型iPhone(iPhone 13)をはじめ、Apple Watch、iPadなどの既存製品がアップデートする可能性は高い。中でもMacはAppleシリコンへの移行が進み、Intel Macが置き換わるだろう。
本記事では、2021年に登場が噂されているApple新製品を、時期別にまとめた。今後の買い物計画を練る上で、参考にしてもらいたい。
目次
2021年前半
AirTag【正式発表】
- 4月20日開催の「Spring Loaded」で正式発表
- 紛失して困るものに収納または取り付けて使用
- スピーカーが内蔵されており、「探す」アプリから音を鳴らすことで紛失したものを探すことが可能
- 4月23日午後9時から開始し、4月30日から発売
iPad Pro(2021)【正式発表】
- 4月20日開催の「Spring Loaded」で正式発表
- M1チップ
- Thunderbolt/USB4ポート搭載
- 内向きカメラは超広角レンズに、センターステージ機能追加
- 最大2TBのストレージ
- 8GBまたは16GBのRAM
- 5G対応
- 12.9インチモデルはミニLED技術を使用したLiquid Retina XDRディスプレイを搭載
- 4月30日より予約受付が開始され、5月後半に発売を予定
24インチ型iMac【正式発表】
- 4月20日開催の「Spring Loaded」で正式発表
- 24インチ型の4.5K Retinaディスプレイ
- 合計7色のカラーバリエーション
- 背面がフラットな新デザイン
- M1チップ
- 改良されたスピーカー
- Touch ID付きMagic Keyboard
- カラバリにマッチしたMagic Keyboard、Magic Mouse、Magic Trackpad
- 4月30日より予約受付が開始され、5月後半に発売を予定
Apple TV 4K【正式発表】
- 4月20日開催の「Spring Loaded」で正式発表
- A12 Bionicチップを内蔵
- HDMI 2.1ポートを搭載
- 特徴は、高フレームレートHDRとDolby Visionのサポート
- iPhoneの光センサーを使用したカラーキャリブレーション
- 4月30日より予約受付が開始され、5月後半に発売を予定
2021年後半
iPad(第9世代)【正式発表】
- 10.2インチディスプレイ、True Toneに対応
- A13 Bionicチップ搭載
- ストレージが64GBから(従来は32GBから)
- 内向きカメラには1,200万画素の超広角レンズを採用
- センターステージに対応
iPad mini 6【正式発表】
- 9月14日開催の「California Streaming」で正式発表
- 8.3インチLiquid Retinaディスプレイ搭載
- 電源ボタン内蔵Touch ID
- Apple Pencil(第2世代)に対応
- A15 Bionicチップ搭載
- 外向きカメラがTrue Toneフラッシュ搭載
- 内向きカメラが超広角レンズに変更
- センターステージ対応
- 5G対応
- USB-Cポート搭載
iPhone 13シリーズ【正式発表】
- 9月14日開催の「California Streaming」で正式発表
- iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxの4機種展開
- A15 Bionicチップ搭載
- 最大画面輝度が向上
- ノッチの横幅が従来と比べて20%小型化
- バッテリー性能が向上
- 全機種センサーシフト式光学手ブレ補正対応
- フォトグラフィックスタイル機能対応
- 背景をぼかす映像撮影機能「シネマティックモード」に対応
- マクロ撮影機能対応(13 Pro/Max)
- 120HzリフレッシュレートのProMotionディスプレイ対応(13 Pro/Max)
- ProResに後日対応(13 Pro/Max)
デザインはiPhone 12と同じだが、基本性能が大幅に向上。バッテリーは最大2.5時間長くなり、カメラ性能は大幅に向上。背景をぼかす映像撮影機能「シネマティックモード」、AIを使った写真フィルター「フォトグラフスタイル」、マクロモード、ProRes対応などが追加されている。iPhone 13 Proシリーズは、より画面表示が滑らかになるProMotionディスプレイに対応している。
Apple Watch Series 7【正式発表】
- 9月14日開催の「California Streaming」で正式発表
- ディスプレイサイズは41mmと45mmに大型化
- ベゼルは40%薄型化
- 充電速度が最大33%高速化
- IP6X等級の防塵性能、WR50の耐水性能
- Apple Watch史上最も強い前面クリスタルを採用
- 旧モデルのバンドと互換性あり
- アルミニウムモデルに5つの新色(グリーン、ブルー、(PRODUCT)RED、スターライト、ミッドナイト)
AirPods 3【正式発表】
- 10月15日開催のスペシャルイベント「Unleashed」で正式発表
- 空間オーディオに対応
- イヤーチップ交換非対応
- カラバリは白のみ
- 防水・防汗仕様
- 単体利用は6時間、ケース利用で最大30時間
- MagSafe充電対応
- AirPods Proと同じ操作性
- アダプティブEQ対応(AirPods Proと同じ)
- 価格は23,800円
AirPods(第3世代)はAirPods Proに似たデザインを採用し、電池持ちは単体利用で最大6時間を実現。ノイズキャンセリングや外音取り込みモードには対応しないが、空間オーディオをサポートする。
14インチ/16インチMacBook Pro【正式発表】
- 発表日・発売日
- 10月15日開催のスペシャルイベント「Unleashed」で正式発表
- 10月26日に発売
- 価格は?
- 14インチ:239,800円から
- 16インチ:299,800円から
- チップ
- Apple M1 Proチップ
- 6つの高性能コアと2つの高効率コアを搭載した8コアCPU
- 14コアGPU
- 16コアNeural Engine
- 200GB/sのメモリ帯域幅
- 8つの高性能コアと2つの高効率コアを搭載した10コアCPU
- 16コアGPU
- 16コアNeural Engine
- 200GB/sのメモリ帯域幅
- 6つの高性能コアと2つの高効率コアを搭載した8コアCPU
- Apple M1 Maxチップ
- 8つの高性能コアと2つの高効率コアを搭載した10コアCPU
- 16コアGPU
- 200GB/sのメモリ帯域幅
- 16コアNeural Engine
- 8つの高性能コアと2つの高効率コアを搭載した10コアCPU
- 24コアGPU
- 400GB/sのメモリ帯域幅
- 16コアNeural Engine
- 8つの高性能コアと2つの高効率コアを搭載した10コアCPU
- 32コアGPU
- 400GB/sのメモリ帯域幅
- 16コアNeural Engine
- 8つの高性能コアと2つの高効率コアを搭載した10コアCPU
- Apple M1 Proチップ
- ディスプレイ
- 14.2インチLiquid Retina XDRディスプレイ
- 3,024 x 1,964、254ppi
- ProMotionテクノロジー対応
- 16.2インチLiquid Retina XDRディスプレイ
- 3,456 x 2,234、254ppi
- ProMotionテクノロジー対応
- 14.2インチLiquid Retina XDRディスプレイ
- デザイン
- PowerBook G5のようなボテッとしたデザイン
- 特徴
- MagSafeを搭載
- Touch Bar廃止、物理ファンクションキー復活
- SDカードスロット(UHS-II対応)を搭載
- HDMIポートを搭載
- フルHDカメラを搭載
新型MacBook Pro(2021)は、M1チップを上回る性能を持つ「M1 Pro」または「M1 Max」の搭載、新デザイン、ミニLEDバックライト+ProMotionディスプレイ、Touch Barの廃止、MagSafe・SDカードスロット・HDMIポートの復活が特徴だ。ディスプレイ中央にはノッチ(カメラハウジング)が用意されている。
2022年に延期
AirPods Pro 2
iPhone SE Plus
- 2022年前半に発表
- 5G対応
- iPhone 8 Plusの筐体を踏襲したモデル、という説
- 5.5インチ型または6.1インチ型ディスプレイ
- 電源ボタンにTouch IDを内蔵
- iPhone XRの筐体を踏襲したモデル、という説
- 5.5インチ型ディスプレイ
- ホームボタンにTouch IDを内蔵
- A13 Bionicを内蔵
当初は2021年3月に発表されると噂されていたが、Appleに詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏によると延期。一部噂では計画が白紙になったとの情報もある。
Mac mini(4ポートモデル)
- Thunderbolt 3ポートを4基搭載したモデルの刷新
- Appleシリコン(M1 Pro/ Max)
新型Mac miniは、「M1 Pro」または「M1 Max」チップを搭載すると可能性が高い。図面をもとにしたレンダリング画像によると、搭載ポートはThunderboltポートが4つ、USB-Aポートが2つ、EthernetとHDMIポートが1つずつ。電源ケーブルは、24インチiMacと同じマグネット式ケーブルを採用している。
Mac miniは2020年3月、13インチ型MacBook Proの4ポートモデルは5月にアップデート。21.5インチ型iMacは2019年3月以来、アップデートされていない。
iMac
27インチモデルを置き換えるiMac(2022)の発売は、2022年以降になると見られる。詳細は明らかになっていないが、24インチiMacがM1チップを搭載したのと同様に、14インチ/16インチMacBook Proと同じM1 ProまたはM1 Maxチップを搭載すると考えられる。