週刊ゴリミー:MacBook Proの欠陥構造が発覚、Apple製品の信頼低下が心配
「週刊ゴリミー」では、この1週間で更新したニュースやレビュー記事を振り返る。
今週は「iOS 12.1.3」など新しいOSのリリース、次期「AirPods」が「Hey Siri」に対応しヘルスケア機能内蔵で6月までに発表されるというニュースも話題となったが、僕としてはMacBook Proの2016年モデル以降に画面を開くとブラックアウトしたり下部から光が漏れる不具合が発覚したことが1番衝撃的だった。
すでにGPUに関する不具合、ディスプレイの一部が黄色く変色する不具合、旧モデルと比較して2倍も発生しているキーボードの不具合など問題だらけのMacBook Proに致命的な問題。その問題を指摘しているのも分解レポートでお馴染みのiFixitなので、部品レベルで「これはいずれ壊れる」と指摘しているのだから、より一層怖い。
MacBook Proはプロ向けのマシーンである。毎年買い換えるような金額でもなく、一度手にしたらその後数年間は使い続ける前提で購入する。
そのような位置づけにあるはずのマシーンが、構造上の欠陥でディスプレイに動作不良を起こし、通常の保証であれば保証対象外になるというのはいかがなものだろうか。「AppleCare+」に加入したとしても直す場合は預け修理になるため手元からマシーンを一時的に手放すことになり、仕事に影響を及ぼしかねない。購入する上で大きな不安要素になってしまう。
何よりもAppleの製品づくりに対する信頼の低下に繋がっている気がしてならない。プロマシーンが安心して使えないのであれば、他のマシーンも信用できなくなってしまう。
持ち運ぶことも多いMacBook Proが薄くなり、軽くなることは大歓迎。ただ、長持ちしないマシーンは誰もほしくない。そろそろメジャーアップデートが来ても不思議ではない時期なので、これらの問題をすべて見直してくれることを期待したい。
さて、他のニュース、他のニュース!「AirPower」は2019年内には発売されるとの噂で、買う人は限られているとは思うが、登場が楽しみ。iPadと「iPad mini 5」も3月頃までには登場すると予想される。Apple純正ワイヤレスヘッドホンも2019年後半登場予定と噂されているため、散財の準備をしなければ……!
Macで空き容量不足で困っている人はmacOS内蔵のツールを活用するだけでも相当節約できるはず!詳しく書いたので参考にどうぞ!
Apple以外ではFacebookメッセンジャーとInstagramがアプリを横断してメッセージが送受信可能にする機能が準備中であると報じられ、Googleが日本国内でも「Google しごと検索」を提供開始。
レビューとしてはMacBook Air(2018)をMac初心者におすすめする理由と「Apple Watch Series 4」をG-SHOCK化するバンド一体型ケースを紹介した。
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